企業のPRを支援する蒼天(東京都渋谷区)とアプリ開発を手掛けるウィットサイン(同港区)は、中国のスマートフォン利用者の9割が使用しているSNS「ウィーチャット」専用アプリの開発サービスを開始した。
ウィーチャットは中国のテンセントが開発したメッセージングアプリ。同社が公認する中国法人しかウィーチャット内でアプリを展開できないが、ウィットサインは2010年から北京市に本社機能を持ち、既にテンセントからアプリ開発の公認も受けている。
ウィットサインはウィーチャット内で訪日中国人をターゲットにした集客アプリや、日本製品を販売する越境ECアプリを開発・運用。こうした中、日本企業からウィーチャット内で自社のアプリを展開できないかという相談が多かったため、サービスの提供を決めた。
既に国内数社から引き合いがあり、中国人を対象に日本の占いサービスを提供するアプリや日本のビジネスマナーを学べるEラーニングアプリなどの開発に着手。価格は、初期費用が無料、メンテナンス料は月5万9800円(税別)。
「フジサンケイビジネスアイ」