テラドローン(東京都渋谷区)は、太陽光発電関連事業者向けの新サービスとして、傾斜地の勾配を反映した発電出力予測などを行うCIMモデリング事業に本格参入する。山間部など従来は設置が避けられていた場所での発電所が増えているのに対応、作業工程の大幅な短縮やコスト削減につなげる。
レーザー計測のデータを基に造成工事でどの程度の土の切り盛りを行う必要があるかを、事前に把握でき、地形を考慮した設置が可能になる。このほか、傾斜地の勾配を考慮して各パネル間で影の重なりがないかを判別でき、季節ごとの日射軌道を反映した発電量シミュレーションも行える。
「フジサンケイビジネスアイ」