新聞掲載情報

未来を開く 西武信用金庫<16> 支店長に聞く

西武信用金庫 掲載日:2017年4月28日

地域再生に向けた地域活性化事業に積極参加
五日市支店

高野徹支店長
高野徹支店長

当支店はあきる野市の西部と檜原村を主体営業エリアとして、当行の支店の中では一番西に位置しています。 1952年に開業し、今年で65年を迎えます。 取引先のうち法人は約4割で、このうち土木建設や建築業をはじめ、電気工事、塗装業など、建築に関連した業種が約4割を占めています。 また、林業が盛んだった土地柄もあり建築用木材・塔婆材を扱う製材業も多く、木材組合を中心に、多摩産業をブランド化し普及を進めております。 製造業、小売業、飲食業もありますが、建築業なども含めて事業規模は比較的小規模です。

事業支援案件としては、販路開拓や補助金申請の支援などが中心です。 五日市では近年、地域人口の減少と地元商店街の衰退が大きな課題となっており、地域再生に向けた取り組みを積極的に進めています。 このため、あきる野市商工会やあきる野市観光協会、檜原村と連携した地域活性化事業に参加。檜原村の行政改革委員会委員も務め、村の事業推進や活性化のアドバイスなどを行っています。 また五日市商店街活性化のため、若手が主体となって運営しているNPO(非営利団体)「五日市ごえん分校」への融資も実施しています。

営業エリア内は人口の高齢化が進展しており、後継者や事業承継問題も多く発生しています。 その対策として、農業後継者がいない生産緑地を所有する資産家に対する資産活躍提案や、高齢化していく資産家に対する民事信託業務を強化していきます。 一方で、林業関係を中心に30代後半から40代の事業主や後継者が増えており、こうした人たちが連携した地域活性化策も本格化してきています。 地元食材を使った製品を中心とした「秋川渓谷ブランド」認定商品も広がってきており、地域金融機関として地元の活性化に向けて今後もさまざまなサポートを実施していきます。

東京都あきる野市五日市135
TEL:042-596-1811

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【取引先紹介】

黒茶屋

秋川渓谷近くで、約250年前の庄屋屋敷を移築した母屋を中心とした日本料理店「黒茶屋」を運営している。店舗を含めた総敷地面積は3500坪。創業は1968年。

約200人収容、16の個室があり、利用客がゆっくりと過ごせる施設づくりと川を活かした空間づくりとなっているのが特徴。 3点とも女性のお客様の支持を得ているので、女性向けの店づくり。 手作り豆腐やおやきなど、同店でしか買えないお土産もあり、現在、お客様がワクワクするような新たなお土産も検討中。 料理の提供以外にも、文化的趣向の仕掛けの一つとして、ギャラリーも併設している。 あきる野市に「燈々庵」、青梅市に「井中居」という姉妹店があるほか、台湾での日本料理出店のための技術提供をしている。

西武信用金庫とは84年から取引がスタート。事業承継で協力を受けているほか、西武しんきんキャピタルが投資をしている。

代表取締役 高水謙二氏
代表取締役 高水謙二氏

東京都あきる野市小中野167
TEL:042-596-0129

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松村商店

業務用としての給食施設や飲食店への食肉販売をはじめ、店頭小売、ショッピングセンターでのテナント販売が主力事業。1957年に創業、今年60周辺を迎える。66年に法人化した。

地域の生産食品やあきる野市菅生地区にある牧場が飼育する黒毛和牛「東京都産秋川牛」のほか、「東京しゃも」、青梅産豚肉「下田さん家の豚」などを販売している。一方で、1994年にアウトドア産業に参入し、バーベキュー場とコテージ、レストランなどを備えたキャンプ場「コテージ森林村」(あきる野市)を開設。15年にはコテージ宿泊施設の「秋川渓谷リバーティオ」(同)をオープンした。アウトドア事業がバーベキュー用精肉の需要増につながり、本業との大きな相乗効果をもたらしている。

西武信用金庫とは40年以上の取引関係。これまでに、経営改善のためのコンサルタント受け入れや物産展への出店などで協力を得ている。また、西武しんきんキャピタルも出資している。

代表取締役 松村和夫氏
代表取締役 松村和夫氏

東京都あきる野市小中野116
TEL:042-596-0253

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ビジネスマッチング中心に新規事業所開拓に力
瑞穂支店

菊池優支店長
菊池優支店長

当支店の営業エリアは、瑞穂町のうちJR八高線の東側が主体です。 瑞穂町全体では1600弱の事業所があり、そのうち製造業は500弱と多摩地区の中では4位、工業製品出荷額は3300億円と5位です。 製造業は先端技術関連の中小企業が多く集積しています。

ただ、事業所は隣の長岡支店との取引が多く、当支店の取引先顧客数比率は約6割が個人で事業所は約4割となっているため、新規事業所開拓に力を入れています。 このため、事業支援案件としては近年、ビジネスマッチングを中心とした販路開拓をはじめ、各種補助金申請のための専門家派遣、人材採用のサポートなどが多くなっています。

特に取引先の事業所は、2次、3次の下請け企業が多く、価格や納期面で仕入れ先からの影響を受けやすい事業所に対して、融資枠を活用して金利以外のスピーディな対応を図っています。 また、工場進出や企業誘致にも積極的に取り組んでいます。 人材採用では、都の「東京仕事センター」や、「多摩地域ものづくり人材確保支援協議会」への紹介、当金庫提携大学などとのインターンシップを活用するなどして、取引先中小企業の人材確保のお手伝いをしております。 今までの事例として取引先デザイン会社で学生インターンシップが新規商品の共同開発を手掛けたこともあります。

個人向け案件としては、1カ月に2件、年間で60件近くの相続相談があります。 このため、相続が絡んだシミュレーション作成や遺産分割作成、資産入替提案などを実施し融資の拡大につながっています。

一方不動産の有効活用として、米軍横田基地が近いことに着目した米軍軍曹向け賃貸住宅(米軍ハウス)の建築を推進しています。 来年、横田基地にはオスプレイの配備によって、新たに400人の軍人が派遣される予定になっている一方で、日本向けの一軒家は狭いとの理由で敬遠されがちなのでファミリータイプで45坪以上の住宅をハウスメーカーのヤマダ・エスバイエルと組んで進めています。

東京都西多摩郡瑞穂町大字箱根ヶ崎2228-1
TEL:042-556-0171

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【取引先紹介】

信弘金属工業

配電盤や医療機器向けなどの各種精密板金加工や筐体、フレーム加工が主力。高級金属焼付塗装やシルクスクリーン印刷、防錆処理なども手掛けている。創業は1974年で、当初は焼付塗装からスタート。10年後に板金加工分野に進出し、現在ではすべてを社内での一貫生産とし、加工日数を大幅削減し、安定した品質の商品を単品物から量産まで対応している。

工場の空きスペースを利用して顧客の製品の預かりサービスなども実施。また、保有している技術とノウハウをもとに、メーカーの設計者などにさまざまな提案を行い信頼できる〝技術者集団〟として受注の拡大を図っている。

西武信用金庫とは、瑞穂支店が開設されてからの取引。リーマンショック後の資金支援をはじめ、経営コンサルタントの紹介による経営体制の整備、補助金申請などで支援を受けている。また、ビジネスフェアの参加で新規顧客の獲得にもつながっている。

代表取締役社長 松本和弘氏
代表取締役社長 松本和弘氏

東京都西多摩郡瑞穂町武蔵71-1
TEL:042-557-4558

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アイティーオー

レーザー加工や精密板金加工が事業の柱。東京都小平市で1965年に創業、50年以上の歴史をもつ。製缶事業からはじまり、その後、レーザー加工に参入。同業他社に先駆けていち早くレーザー加工機を導入した。レーザー加工で25年の経験があり、レーザーに対する多くの知見をもっている。産業製造装置や筐体向けの精密板金加工は20年の実績をもつ。国内に4つの工場を保有。技術と設備のフル活用により、特殊性の高い製品や少量生産を最良の精度とコストを最短の納期で実現している。

多摩地区に同業他社が多く存在するが、これまではあまり横のつながりがなかった。近年は経営者の世代交代が進んでおり、今後、周辺企業との協力体制を組んで事業拡大を目指していく。

西武信用金庫とは本社が小平市にあった時代からの取引。生産性向上に対する経営コンサルタント派遣や経営戦略の策定実習などで中小企業大学校の紹介などを受けている。

代表取締役 伊藤義緩氏
代表取締役 伊藤義緩氏  

東京都西多摩郡瑞穂町富士山栗原新田231-12
TEL:042-556-2502

「フジサンケイビジネスアイ」

 
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