あなたにとって仕事とは－。企業ブランド戦略のコンサルティングを行うリスキーブランド（東京都渋谷区）はネットリサーチのマイボイスコム（東京都千代田区）と共同で、企業人を対象にした意識調査を実施、結果をまとめた。
それによると「あなたにとって仕事とは」という問いに対し「社会に貢献すること・役に立つこと」と答えた割合は２４．１％と、前年調査に比べて４．３ポイント上回り２位に浮上した。
一方、「自分の目標達成や自己実現」は４．２ポイント減の２２．１％となり３位に後退した。震災がきっかけとなり、自分の仕事の意義を問い直したためとみられる。１位は前年と同様、「家族・自分の生活の手段にすぎない」で２．７ポイント増の４３．７％だった。
若手社員（１９～３３歳）の仕事に対する考えの変化をみると、「出るくいは打たれると思うので、ほどほどに行動するようにしている」が５３．７％と４．１ポイント増加した。
一方、「仕事での会話や会議では、自分がリーダーシップをとる場合が多い」が２５．４％と、５．４ポイントも減少した。
調査は１９～５９歳の企業人を対象に５月に行い、回答数は１３６９人だった。
「フジサンケイビジネスアイ」
