レイテック賞
株式会社東洋高圧
【プレゼンタイトル】
超高圧600MPa処理装置「まるごと殺菌」
企画管理部課長 森川篤史氏
計算上、水深6万㍍でかかる圧力に相当する最大600メガパスカル(6000気圧)の高圧を手軽に実現する高圧処理装置「まるごと殺菌」を開発。食品分野で高圧を利用することで、非加熱での殺菌や食材のエキス化、肉の柔らかさの制御といった、さまざまな加工が可能になる。
高圧を利用した非加熱低温殺菌は、海外の複数の国で政府認証を受けており、欧米やアジア諸国でも高圧処理された食品や飲料などが市場に出回っている。
同社が手がける高圧食品加工は日本生まれの技術で、世界的にも競合先が数社に限られるニッチ分野。「日本独自の視点から新技術を展開し、世界に発信する。先駆者となれるよう、イノベーションを提供していきたい」と森川氏は述べた。