革新ビジネスアワード2016 よい仕事おこし賞
株式会社ジンジブ
【プレゼンタイトル】
高校生の就職を支援するWEBサイト「JOBドラフト」
株式会社ジンジブ 代表取締役 草場 勇介氏
高校新卒者の就職支援サイト「JOBドラフト」を2015年8月にスタートさせた。高校生の就職は通常、高校の進路相談室を通して行われている。企業は管轄ハローワークの許諾を得て高校に紙の求人票を出し、高校生は一人一社制、単願推薦で就職先を決める――「JOBドラフト」はこうした慣習に風穴を開け、高校生の職業選択の自由を確保しようとするものだ。企業が「JOBドラフト」に求人情報を掲載し、高校や高校生自身がサイトに登録することで、高校の進路相談の教員や高校生はその求人情報を、スマートフォンなどを使って自由に閲覧できる。情報掲載企業は397社、登録高校は520校にのぼる。高校や高校生の登録は無料だ。
高卒の就職者は約18万人と少なくないが、1年目の離職率は約20%と高い。就職の際のミスマッチが原因と考えられる。「JOBドラフト」はこのミスマッチを減らすことを目指している。