革新ビジネスアワード2018 オーディエンス賞
株式会社D&I
【プレゼンタイトル】
定着率98%!障害者の新しい働き方をつくる「在宅(テレワーク)雇用支援サービス
株式会社D&I 代表取締役 杉本 大祐 氏
「BEYOND ALL BORDERS」という理念の下で、誰もが挑戦できる社会をつくりたいと思い創業した。
民間企業における障がい者の法定雇用率が今年4月から2.2%に引き上げられ、障がい者雇用が進んでいるという印象がある。だが、民間企業で働いている障がい者は全体の5%に過ぎない。障がい者の定着率も50%程度で、精神障害者は1年以内に50%が離職してしまうのが現実だ。
障がい者の雇用に関して、障害に対する理解が社内で進まない、職場の環境が整わない、一部の軽度の障害者に雇用が集中する、通勤がネックで働けない、定着できない、などの問題が挙げられる。そこで当社は2年前に、障がい者とテレワークをかけ合わせた在宅雇用支援サービス「エンカク」を本格展開。障がい者と企業をマッチングし、障がい者へのトレーニングおよび企業に向けての導入支援を実施。企業が障がい者を雇用したあとも、研修や専門家派遣を通じて問題を早期に解決し、障がい者の職場への定着を図っている。
大手企業を中心に50社への導入実績があり、150名以上(の障がい者)が利用している。定着率は98%以上。「エンカク」サービスで障がい者の雇用を実現し、生産性を上げ、戦力化することで「法律があるから障がい者を雇用する」のではなく、「戦力として一緒に働ける」障がい者雇用を推進していきたい。