「革新ビジネスアワード2018」に参加!
フジサンケイビジネスアイを発行する上坂社長へインタビュー!
私たち学生キャスターは、中小・ベンチャー企業の支援組織であるイノベーションズアイおよびフジサンケイビジネスアイが主催する「革新ビジネスアワード2018」最終選考会に参加をしてきました!
今回は、フジサンケイビジネスアイの上坂社長のインタビューと「革新ビジネスアワード」の様子をレポートしています。
インタビューはここからです!
河尻「革新ビジネスアワード」を始めたきっかけを教えてください。
上坂社長産業の掘り起こしをして、経済を発展させるためにスタートしました。
我々が発行しているのは産業新聞です。主宰している企業情報サイトのイノベーションズアイでは、主に中小企業、ベンチャー企業の方に会員になってもらっています。そのような企業の中から素晴らしいビジネスを展開しているところを発掘し、その企業を発信していくことで経済を盛り上げていこうという目的でアワードを開催しています。
「革新ビジネスアワード」は今年で8回目を迎えます。
河尻ベンチャーの良さとは一体どのようなものでしょうか。
上坂社長個人の能力を発揮できる環境であることだと思います。大企業の歯車の一つとして働くしがらみがない自由さがベンチャーの強みの一つではないでしょうか。
山田始められた当初から今までで、起業家が増えた分野はありますか。
上坂社長増えた分野というのは特にありませんが、IT関係の起業家が多いのがこのビジコンの特徴です。しかし、今回はファイナリストに建設や水産業など、これまでエントリーのなかった分野の企業が増えたのが特徴で、今までにないコンテストになっています。
山田ビジコンにおける評価の基準は何でしょうか。
上坂社長企業の成長性、革新性など事業の内容以外にも社会に対する貢献度を重視しています。登壇企業の事業内容がどう社会に良い影響をもたらしているか、どう社会に貢献できるかという点が重要であると考えています。
河尻最後に、私たちビズキャンプラスの読者は学生が多いのですが、就職活動などで役立つメディアの活用方法が知りたいです。
上坂社長新聞をもっと活用してほしいという気持ちはあります。新聞には必ず裏付けをとった情報しか載せていないので、情報の精度が高いからです。
そして、学生には世の中に溢れている情報を吟味する力をもっていてほしいと思っています。
ネットニュースなどのインデックスだけをみて、内容を全部読んだ気になってほしくないです。概略が分かったらそれで充分という情報の集め方をしていては新しい発見はありません。インデックスの先の内容にこそ重要な情報が含まれていることを忘れないでほしいです。
インタビューはここまでです!
革新ビジネスアワードの様子
6名のファイナリストがビジネスアイデアを競いプレゼンを行いました。
ファイナリストは、
-
コンシェルジュ:No.1自動対話エンジンプラットフォーム
株式会社コンシェルジュ
-
定着率98%!障害者の新しい働き方をつくる「在宅(テレワーク)雇用支援サービス
株式会社D&I
-
工事騒音問題と人手不足問題を解決しお客様の問題解決と収益性の向上に貢献できる消音化技術と作業の標準化
株式会社 丸高工業
-
クラウドで出張手配の業務効率を30%OFF!〜法人向け出張サービスAI Travel〜
株式会社AIトラベル
-
REBIRTH LAB(リバースラボ)
株式会社3Backs
-
インドネシアにおける持続的資源保護に基づいた水産開発(天然マグロの流通)
FTI JAPAN株式会社
の6社です。
プレゼン後は懇親会が開かれ、ビズキャンプラスも学生キャスターの三谷と中原が代表して挨拶をさせて頂きました。
私たちも、多くの方にビズキャンプラスの活動を知ってもらうきっかけとなって嬉しかったです。
その後は、経営者の方々にお話を伺ったり美味しい食事をいただきました。
懇親会後は、いよいよ選考結果が発表され表彰式が始まりました。
大賞には、「コンシェルジュ:No.1自動対話エンジンプラットフォーム」をテーマにプレゼンを行った、コンシェルジュの太田匠吾社長が輝きました。
太田社長は「GoogleやFacebookのようなグローバルプレーヤーを目指して成長していくという大きなテーマに挑戦しています。今後はAIで対話を自動化することで、高齢者の孤独死などのさまざまな問題を解決できるようになると思います。国内外を問わず、皆さんの役に立てるように頑張っていきたいです。」と抱負を述べました。
おめでとうございます!
革新ビジネスアワードに参加した感想
河尻今回、初めて企業のビジネスコンテストに参加しました。ビジコンと聞いてはじめはイメージがわかなかったのですが、革新的なビジネスに取り組む中・小企業の方のプレゼンテーションはすごく面白かったです。
特に株式会社D&Iさんの、障害者在宅雇用支援サービス「エンカク」が印象的でした。障害者といってもその“障害”にあたる部分は様々です。道路や施設だけでなく、“働く機会や手段”のバリアフリー化に焦点を当てた発想がとても革新的に感じました。
今回の受賞によってこの事業がどのように社会に広まっていくか楽しみです。
中原初めて多勢の社会人の前で話をして非常に緊張をしました。色々職種がある事を知れたり、直接社会人の方からお仕事の話を聞けて非常に貴重な時間となりました。
プレゼンでは、少子高齢化や、障害者の雇用問題など日本の現代の問題が浮き彫りになっていました。その日本の課題に対しての解決策を今のベンチャー企業の方々が提供しているようにも思いました。スタッフとしての活動を通し、沢山の事を学ぶいい機会となりました。
三谷ビジネスの最先端にいらっしゃる方々のプレゼンを聴くことができ、学びが多くありました。
特に、社会課題を解決するビジネスアイデアを掲げる方が多く、私自身も仕事や社会人生活を通して、当事者意識を持って社会をより良くしていきたいと改めて思いました。
また質疑応答では、鋭く切り込まれる質問に対し懸命に答えるプレゼンターの方の姿がとても力強く感じました。
交流会では、普段生活していては会えないような企業の方、社会人の方と話すことができ貴重な機会になりました。まだ学生という立場で社会人経験のない私たちの話に、真剣に耳を傾けて下さったことが印象的でした。
残りの学生生活を通して、こうした様々なビジネスの場に赴き、視野を広げ続けていきたいです。
山田今回はビジコンの運営スタッフとして参加させて頂きましたが、ファイナリストの方々のプレゼンも聞くことが出来てとても良い経験になりました。
ファイナリストの方々はぞれぞれの個性を生かしながら、より社会を良くしていきたいという思いを持って革新的な提案をされていたのがとても印象的でした。
私も見習って、社会に良い影響をもたらせるような活動をしていきたいと思います。