事業概要
マイクロ流路チップ・セルソーターの開発・製造・販売を行う。
これはフローセルを交換・使い捨て型のマイクロ流路チップとしたセルソーター(細胞解析・分離装置)である。マイクロ流路チップの採用したセルソーターとしては世界初の製品で、マイクロ流路チップの採用により、装置の小型化、操作性・メンテナンス性の向上、目的細胞をダメージなく分離することを実現した。
これはフローセルを交換・使い捨て型のマイクロ流路チップとしたセルソーター(細胞解析・分離装置)である。マイクロ流路チップの採用したセルソーターとしては世界初の製品で、マイクロ流路チップの採用により、装置の小型化、操作性・メンテナンス性の向上、目的細胞をダメージなく分離することを実現した。
bizDB(商品・サービス情報)
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無菌、ダメージフリー セルソーター On-chip Sort
本装置はサンプル液、その他の液体が触れる部分が全て使い捨て交換型のマイクロ流路チップとなっていることを特長とするセルソーター(*1)である。 これは、マイクロ流体技術と日本が国際的に競争力をもつ精密プラスチックの射出成型技術とを活用することによって、世界で初めて実用化した。 従来のセルソーターは、大量の細胞群から目的の細胞を高速で分離する目的では、強力な装置であるが、その分離方法は、高速でなければならず、分離細胞は時速40kmで液面に衝突するために、細胞にダメージをもたらす。かつその分離方法が複雑な機構であるために、大型で高額(約5000万円)な装置となっている。これに対して本応募製品は、従来の分離法と全く異なるマイクロ流路チップ内の流路の流れを制御する分離方法を採用することで、ダメージレス、小型低価格(2500万円)を実現した。その特長は以下の通りである。 【On-chip Sortの特長】 1)ダメージなく細胞を分離 2)Easy to use & Maintenance free 3)検体間コンタミネーション・フリー 4)小型で安全キャビネット内に設置可能 (*1:セルソーターとは、液体中の細胞等の微粒子にレーザー等の光を照射し、その散乱光や励起波長(色)を計測し、その計測結果に応じて特定の細胞を分取できる装置である。細胞の分離機能がなく解析するだけの装置はフローサイトメーターという)
企業・団体概要
名称 | 株式会社オンチップ・バイオテクノロジーズ |
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所在地 |
〒184-0012 東京都 小金井市中町2-24-16 農工大・多摩小金井ベンチャーポート |
設立 | 2005年4月1日 |
資本金 | 2億6395万960円 |
従業員数 | 11人 |
URL | http://www.on-chip.co.jp |