株式会社フルノシステムズ(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:中谷聡志、古野電気㈱関連会社)は、高岡ケーブルネットワーク株式会社(本社:富山県高岡市、代表取締役社長:山口伸一)が富山県高岡市で実施する道路アンダーパスにおける遠隔監視のための映像伝送検証に技術協力いたします。
IoTのネットワーク構築に適した無線LAN通信規格であるIEEE802.11ah (別名:Wi-Fi HaLow)を活用したカメラ映像の伝送検証において、フルノシステムズのIoTゲートウェイ対応11ahアクセスポイント「ACERA(アセラ) 330」を採用いただきました。ACERA 330を設置してネットワークを構築し、市内3か所のアンダーパスに配備したカメラによる遠隔監視の実証に取り組みます。ゲリラ豪雨などの大雨によりアンダーパスが冠水した際に発生する車両の立ち往生や水没などの事故を未然に防ぐための手段として、地域課題の解決を目指します。
本件は「Wi-Fi HaLowでアンダーパス遠隔監視の実証」という事業名で、総務省の令和5年度 地域デジタル基盤活用推進事業における実証事業に採択されました。実証実験は2023年12月に開始する予定です。
実証実験に先立ち、高岡ケーブルネットワークと株式会社三技協(本社:横浜市都筑区、代表取締役社長:仙石泰一)は、10月26日(木)から28日(土)に富山産業展示館(テクノホール、富山市)で開催された展示会「T-Messe2023 富山県ものづくり総合見本市」に出展しました。
展示ブースでは、ACERA 330 のネットワークに接続したIPカメラの動画撮影のデモンストレーションや、ACERA 330を管理するための無線ネットワーク管理システム「UNIFASクラウドIoT」のダッシュボード画面、Wi-Fi HaLow対応のIPカメラなどを展示して紹介しました。