概要
• ホリデーイン(ヒースロー)導入への経緯
617室を有するホリデーイン(ヒースロー)は、ロンドンのヒースロー空港近くに有る世界最大級のホテルチェーン「インターコンチネンタルホテルグループ」のホテルです。1970年に建設、築約40年を経過しており、空調冷温水配管内の水質調査を行ったところ、0.669 mg/㍑と赤錆が非常に多く溶けた水が循環しておりました。 2008年に世界で唯一の水中の水和電子を利用し防錆する配管内赤錆防止装置『NMRパイプテクター®』を当ホテルの空調管へ設置しました。その結果、空調冷温水中の赤錆による鉄分値が0.669 mg/㍑から1週間で0.064 mg/㍑まで減少し赤錆が防止されている事を立証しました。43週間経過後には水中の鉄分値が0.007 mg/㍑と完全に配管内に赤錆の発生が無いことが確認されました。
• ロイヤルガーデンホテル導入への経緯
400室を有するロンドン市内中心部に有る超高級(5星)ホテル、ロイヤルガーデンホテルの空調冷温水管へ2010年11月に『NMRパイプテクター®』が追加導入されました。 過去、同ホテルの給湯配管(鉄管)で毎朝濃い赤水が発生しておりました。給湯の赤錆防止・延命目的で、2006年に『NMRパイプテクター®』が設置され、水質調査で赤錆が完全に解消した事が確認され、以後継続的に『NMRパイプテクター®』が導入されています。
• 他、ホテルへの導入実績
ヒルトンホテル ポーツマス(英国ポーツマス市)2005年12月9日に、暖房用温水配管へ『NMRパイプテクター®』を設置:設置前は水中の鉄分値は37.55mg/㍑でしたが、設置21週間後には0.292mg/㍑と、赤錆による水中の鉄分値が大幅に減少し赤錆問題を解決しました。
マリオットホテル グロスベノールスクエア(英国ロンドン市)2006年3月8日に、循環式給湯管へ『NMRパイプテクター®』を設置:設置前の水中の赤錆による鉄分値は5.28mg/㍑でしたが、設置5週間後には0.032mg/㍑まで減少しました。
シスルウェストミンスターホテル(英国ロンドン市)2007年1月5日循環式給湯管へ設置:134部屋を誇る豪華ホテル。設置前の水中の赤錆による鉄分値1.65mg/㍑でしたが、設置3週間後には0.009mg/㍑まで減少しました。
※『NMRパイプテクター®』は国土交通省新技術活用システム(NETIS)に登録された技術です。
登録番号:KT-100072 登録名称:NMR工法 登録日:2010/12/13 公開日:2011/1/14