日本語能力試験学習サイト「オンライン日本語」運営、eラーニング制作のアテイン株式会社(本社:東京都千代田区、電話:03-3255-4721、代表本多成人、資本金1億1470万円)は、企業の外国人社員の日本語教育や、日本語学校や教育機関の授業の補助にご活用いただける、LMSとバーチャルクラスルームを活用したハイブリッドな日本語能力試験学習eラーニングサービスを2016年8月1日から開始いたします。
弊社オリジナルの日本語学習eラーニング教材「外国人のための日本語能力試験学習コース(※1)」は、日本語を母国語としない人を対象にしており、漢字に馴染みが無い国の方でも学習が可能です。全ナレーションに英語字幕、ベトナム字幕、中国語字幕などが表示されるので、日本語学習が初めての学習者が多い場合でも安心してご利用いただける教材です。
この度、さまざまなお客様のニーズにお応えして、eラーニング学習の新しいサービスを開始いたします。従来のLMS(学習管理システム)に加え、最新のeラーニング技術を活用した「バーチャルクラスルーム」というシステムを導入いたしました。
このシステムは、eラーニングでありながら、教室の授業のように、講師と学習者が、双方向でつながっています。名称の通り、仮想の教室です。学習者が一人で映像教材を視聴する従来のeラーニングの学習スタイルと異なり、別の場所にいる他の学習者と、同じ時間にひとつの授業を受講し、リアルタイムで講師に質問ができます。学習者は、まず映像教材の視聴をし、eラーニングの小テストで自分の理解度をチェックします。そして学習の次のステップとしてバーチャルクラスルームの授業に参加し、苦手な部分を講師に質問したり、他の学習者が疑問に思うことを聞いたりします。リアルタイムで疑問を解決できるので、学習の意欲もアップし、試験に合格するための力も着実につけていくことができます。
下記は、全15課のN5学習教材の学習(映像再生時間 約21時間)の例
LMSによる学習内容
・各課の会話、語彙、表現、文法の映像教材を視聴(映像再生時間 約21時間)(付属のPDFは、プリントして視聴の際に副読本として利用していただいたり、あるいは復習にもご活用いただけます。)
・各課の小テスト(eラーニング・自動採点)
・模擬試験にチャレンジ(印刷して回答・本番と同じマーク式)
バーチャルクラスルームの授業内容
・LMS学習内容に関する質問の回答
・日本語能力試験の出題の特徴を、問題の分野ごとに解説
・語彙、表現、文法、読解の練習や解説
・講座の内容のみならず、一般的な日本語についての質問にも回答
・日本語会話の練習
バーチャルクラスルームの講師役は、弊社の日本語教師が務めますが、日本語学校や教育機関の授業の補助にご活用いただく場合には、教師の方にバーチャルクラスルームの講師となっていただくことも可能です。
LMSのみ(配信教材のみ)でのご利用や、バーチャルクラスルームのみのご利用も可能となっております(その場合は授業内容にLMS配信教材を組み込むなども可能です)。組み合わせは柔軟に対応可能なのでお問い合わせください。
(※1)現在は、「N5」、「N4」、「N3」までの教材と、「N5」教材とあわせてご利用いただける「入門編」、「漢字編」を公開しております。「N2」、「N1」の教材は現在制作中です。「N2」は年内、「N1」は2017年初頭に完成予定。
「入門編」…ひらがな、カタカナ、簡単な挨拶
「漢字編」…N5レベルに相当する漢字の学習