株式会社エーディーディーは、OCRソフトの最新版 ABBYY FineReader 15 (アビー ファインリーダー) の販売を開始しました。
ABBYY FineReader は、スキャンした紙文書、PDF、画像などから、文字やレイアウトを高い精度で読み取り、検索可能な PDF、Word、Excel などのファイルに変換できる OCRソフトです。
最新版となる ABBYY FineReader 15 では、以下の機能が改善されました。
■認識精度が向上した OCR 機能
日本語、中国語、韓国語、英語、ロシア語、アラビア語、ベトナム語などの 192言語の読み取り対応。(内42言語が辞書サポート)
OCRで読み取った文書の、表、画像、箇条書きなどのレイアウトとフォーマットを保持し、ファイル変換を実行します。
ABBYY FineReader 15 では、日本語、韓国語、中国語の認識精度が向上し、97% の認識精度を実現しました。(ABBYY 社調べ)
■PDF 編集機能の強化
ABBYY FineReader 15 では、テキストの完全な段落の書き換え、表のセル内のデータ編集、画像やテキストブロックのようなレイアウト要素の再配置に対応しました。
・段落全体内のテキストを編集可能、テキストのリフロー、フォーマットの複製に対応
・段落全体、テキストの一部、フォントサイズ、色、スペース、整列などのテキストフォーマットの変更に対応
・テキスト、画像の再配置、テキストブロックと画像の追加/削除に対応
・表のその他のセルへの影響なく、個別に表セルの内容を編集が可能
■バッチ処理や文書比較を搭載した上位エディション
コーポレートエディションでは、指定したフォルダ内を監視して、PDF や 画像の、OCR処理とファイル変換をスケジュール実行できるバッチ処理機能を搭載。
この機能では、画像やPDFファイルを指定フォルダに入れるだけで、定期的にOCRとファイル変換を自動で実行します。
ABBYY FineReader 15 では、PDFの自動タグ付けとPDF/UA 作成機能とヘッダーとフッターの検出を改善しました。
■文書比較機能
コーポレートエディションでは、英語、ロシア語、韓国語などの 38言語に対応した文書比較機能を搭載。
2つの文書を比較することで、テキストの違いを検出し、変更箇所の差異を表示します。
ファイル形式が異なる 2つの文書の比較も可能です。
ABBYY FineReader 15 では、変更履歴モード (.docx) が追加されました。
また、文書比較の言語に アルメニア語が追加されました。
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