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海洋汚染の原因の1つであるプラスチックごみの削減にNMRパイプテクター®-NMRPT-が貢献

#ものづくり #特殊技術・特許 #その他(配管防錆)

海洋汚染の原因の1つであるプラスチックごみの削減にNMRパイプテクター®-NMRPT-が貢献
これまで4,200棟以上の様々な建物で、配管内赤錆防錆を目的として導入されてきたNMRパイプテクター®は、環境問題改善を目的として活用する事も可能です。現在、世界的な問題となっているプラスチックごみの海洋汚染ですが、その問題が起こる背景をご存じでしょうか?NMRパイプテクター®による、環境問題の解決について今回は紹介します。

◆プラスチックごみの中でも多いペットボトルはどこからくるのか?
日本では水道水の水質が高い為に、ペットボトル入りの飲料水に頼らなくても通常は生活に問題ありません。しかし、海外では水道水の水質が飲料水としては不適合な地域は珍しくなく、水をペットボトル入りの飲料水に頼るしかない国が多数あります。その為、ペットボトルの使用量に比例して、放棄されるペットボトルの量も多くなり、ペットボトルは川や海に行き着き、海洋汚染の原因となってしまいます。日本では中々見られない光景ですが、そういった国々では、川の水面を覆うほどの量のペットボトルが浮かぶ事もあります。水道水の水質が低い理由は、配管内の赤錆腐食による影響で水道水中の雑菌の繁殖と、赤錆の溶け出しにより水が濁る「赤水」が主な理由です。水道水はそのままでは雑菌が繁殖してしまう為に、一般的に水道局は殺菌用塩素を配水管内に投入して殺菌を行い、菌の繁殖を抑えますが、配管内に赤錆腐食があると赤錆の影響で塩素が減少し、殺菌効果が低下する為に雑菌が繁殖し、水質の低下を招きます。
配水管内の赤錆の対策には、配管更新を行いますが、膨大な費用が必要であり実施が困難なのが現状です。大量のペットボトルごみが海に流れ着くのには、このような背景があります。

◆生態系に悪影響を与えるプラスチックごみ
海に流出したプラスチックごみは、劣化によって細かくなりマイクロプラスチックとなります。これを海洋生物が誤って飲み込むことで、死亡する事案が増えています。マイクロプラスチックを取り込んだ魚介類を、私たちが食べる事で健康面への悪影響も懸念されています。
配管内の赤錆腐食が根本にある、この問題を解決する為にはNMRパイプテクター®が有効です。配水管の赤錆腐食を改善する事で、塩素殺菌も可能となり水道水が飲料水として利用でき、消費される飲料用のペットボトル量が削減され、放棄されるペットボトルも減少します。NMRパイプテクター®の導入は配水管の場合、配管を更新する10~20分の1程の費用で導入可能となり、配管更新による配管寿命よりも長い40年以上の防錆効果を得る事ができます。またランニングコストも必要なく、経済的な問題のある地域では非常に有効な防錆対策となります。
実際の導入事例として、ベトナム・ビンフック省フォン カン地区では、配水管の赤錆腐食が一著しく、同地区の水道水は飲料水としては適さない水質でしたが、NMRパイプテクター®の導入により、飲料水として適した水質にまで改善した実績があります。

◆プラスチックごみによる海洋汚染の解決につながるNMRパイプテクター®-NMRPT-の防錆効果事例
ベトナム・ビンフック省フォン カン地区では、敷設15年が経過した配水管内の赤錆腐食の進行により、NMRパイプテクター®設置予定箇所より南約500m地点の水質は、水中に溶け出した赤錆により水が濁る「赤水」となり、鉄分値が23.0㎎/ℓと非常に高い数値となっていました。
2016年7月29日にNMRパイプテクター®を導入し、15週間後に行った水質検査では、水中の赤錆による鉄分値は2.5㎎/ℓと大幅に減少しました。その後の調査で鉄分値0.03㎎/ℓ以下まで減少している事が確認され、防錆効果により赤錆の溶け出しが完全に停止し、赤水は無色の水に改善していました。防錆効果により、殺菌用塩素の減少は抑えられた事で、水中の殺菌が可能となり、飲料水として水道水が利用でき、飲料水用のペットボトルの使用量は結果的に減少しました。

◆独自の防錆技術を活用し、社会貢献を進めています
NMRパイプテクター®のベトナム・ビンフック省フォン カン地区での導入事例によって、配管内の防錆により水質が改善する事で、プラスチックごみによる海洋汚染の改善に寄与する事が可能と実証されました。日本システム企画株式会社は、今後も環境問題の改善につながる活動を行うと共に、世界に視野を向けた企業活動を進めています。

==関連情報==
海洋プラスチック汚染問題の解決策 NMRパイプテクター®のメディア向け提案説明会を開催 | 日本システム企画株式会社

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