アワード2011

審査員特別賞受賞企業
エンザイム株式会社 取締役 営業本部長 鈴木一哉氏

プレゼンテーションシーン

プレゼンのポイント

  • エンザイム汚泥削減システム
  • 腐植土を加工・乾燥させた「腐食材料」を用い、汚泥を直接分解・ガス化する独自のシステム。余剰汚泥の削減のほか、水質浄化の促進、悪臭除去に高い効果を発揮し、下水・排水処理設備や畜舎などで数多くの実績がある。汚泥は脱水・乾燥・焼却などのプロセスを経て最終処分場に埋め立てられているが、最近は処分場が少なくなり、環境維持コストの増大が社会問題になっている

記者のインタビュー

――審査員特別賞を受賞した感想をお聞かせ下さい。

驚きました。当社はニッチな分野で最高の技術を持っていると自負していますが、今回は業界内のイベントや取材とは違い、さまざまな観点から評価を受けて受賞できたことを光栄に思います。本番では持ち時間が7分と短かったので、技術的な事柄よりも、自分たちがこれまで考え行ってきたことを中心にプレゼンを行いました。とくに私自身の考え方でもある、古い業界から新しいビジネスを生み出していくイノベーションに対する姿勢について、最低限のことはいえたのではないでしょうか。

――イノベーションに対する思いを聞かせて下さい。

われわれは汚泥の削減に取り組んでいますが、汚泥とは従来「(工場や排水処理場などから)排出され、それに(1トン当たりいくらという)値段をつけて運ばれるもの」でした。

廃棄物は「廃れて棄てる物」と書きますが、それはわれわれ人間が社会に生きる中で、本当は資源物になり得るものを、廃棄物やゴミであると勝手にルール付けたものにほかなりません。(汚泥を)廃棄物としてしか価値を見いだせず、そこにしかビジネスチャンスがない、という考え方自体が間違っています。

――その点で、どんなイノベーションを行っていきますか?

産業廃棄物に関わっているなら、廃棄物を削減するのも大きな仕事。(トン単価いくらで処理を請け負うよりも)汚泥の発生を減らす技術を伝えたり、コンサルティングを通じて収益を上げる方が、はるかに大きな付加価値があると考えています。まずは当社の事業についてよく知っていただき、同じ考え方を持つ仲間と一緒に収益を挙げつつ、業界が新たな方向に進むためのビジネスモデルの担い手になっていきたいですね。

授賞式のシーン

設立 1983年10月
社長 鈴木邦威氏
本社 東京都品川区南大井6-5-13 第2レインボービル1階
事業内容 脱臭処理、汚水処理、畜産排泄物処理用の腐植土の販売および開発
連絡先 03-5493-2771
URL http://www.enzyme.co.jp/
  • 株式会社神奈川こすもす
  • エンザイム株式会社
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