【ストレス・メンタルヘルス】産業保健スタッフのためのセルフケア支援マニュアル~ストレスチェックと連動した相談の進め方
桜美林大学 心理・教育学系 種市康太郎教授
ストレスチェックは、ストレスの原因、心身の不調、その他の要因の3者を測定するものであり、特徴的なパターンがいくつかみられる。そのようなパターンから従業員の状況や心情を読み取り、適切なセルフケアの方法を提案することが大切である。
セルフケアの方法は、1)感情のコントロール、2)人間関係の円滑化、3)パフォーマンスの向上、4)キャリア支援、5)動機付けの向上の5つに大別できる。いずれも、ストレスチェックの結果から、自分自身のストレスに気づき、そのストレスに対処するために行われるものであり、ストレスによる心身の不調を改善する効果が期待できる。
島津明人・種市康太郎(2016). 産業保健スタッフのためのセルフケア支援マニュアル.誠信書房.
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