【植物の生産性向上】革新的な植物増産・制御技術:原形質流動の人工制御
早稲田大学 教育・総合科学学術院 富永基樹 准教授 千葉大学 伊藤光二教授との共同研究
課題
◆ 光合成機能改善は主な植物増産手法として注目
◆ しかし,代謝産物の蓄積により増産効果は不十分
◆ 新規メカニズムによる安定増産システムの必要性
~植物内の原型質流動~
※原形質流動・・・細胞小器官に結合したモータータンパク質が運動する事により発生する細胞内運動
解決手段
◆ 植物共通の細胞内輸送である“原形質流動”の高速化の試み
◆ 流動を発生するモータータンパク質ミオシンXIのモーターを,生物界最速シャジクモミオシンXIに置換
優位性
◆ 独創性:輸送高速化により植物を大型化する世界で唯一の技術
◆ 普遍性:原形質流動はあらゆる植物で発生し,様々な植物の大型化が可能
ターゲット市場
◆ バイオエネルギーの増産: バイオエタノール・ディーゼルなど
◆ 飼料や食料の増産
◆ 有機化合物や漢方などを産出する高付加価値植物の増産
~あらゆる植物の増産~
食糧の増産・収穫時期短縮・バイオマスエネルギーの増産!
富永研HP
http://www.f.waseda.jp/motominaga/
ALCA
http://www.jst.go.jp/alca/kadai/prj_07.html
プレスリリース
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20131112/
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