【音】ディスプレイから音が聞こえるデジタルサイネージシステム
大阪工業大学 情報科学部 情報メディア学科 平山 亮 教授
■概要
公共施設や店舗等で使うデジタルサイネージ(電子看板)の音響提示技術である。従来の電子看板ではパネル周辺にスピーカーを埋め込んでいたため、音が放射状に広がり、周囲に音漏れして迷惑をかけることがあり、また、音響の臨場感が不足していた。本技術では超指向性パラメトリックスピーカーを天井等に設置しパネル面に反射させて利用者の耳に届けることで、周囲への音漏れがなく、パネルそのものから音が出ていると感じさせるデジタルサイネージシステムを実現した。
■活用例
・博物館・美術館・公共施設での説明パネルとしての設置
・大型ディスプレイと組み合わせたエンターテインメントシステムでの利用
・テーブルトップ型ディスプレイ装置の音響システムとしての利用
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公共施設や店舗等で使うデジタルサイネージ(電子看板)の音響提示技術である。パネル正面に立つと、パネル上の映像の中から音が聞こえてくるように感じるが、正面から外れた位置に移動すると音漏れせずほとんど音は聞こえない。
■お問い合わせ
大阪工業大学 研究支援・社会連携センター
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