【ドローン】マルチコプター型ドローンによる音の測定技術
山梨大学 工学部 メカトロニクス工学科 准教授 北村 敏也
■概要
マルチコプター型ドローンは、映像撮影で急速に利用が増えていますが、音の測定に
ついてはドローンのモータやブレード(プロペラ)の回転に伴う騒音が大きいため用
いられていません。
本技術では、事前にブレードの回転と発生音の関係を把握しておき、ドローンに取り
付けたブレードの回転センサーとマイクロフォンでブレードの回転タイミングと音を
記録することで、ブレードの回転タイミングから発生音を予測し収録音から差し引く
ことで、ドローンの自己騒音の影響の少ない音信号を得ることができます。
■活用例
・音声を含めた映像の空撮
・山林などでの遭難者の声からの捜索
・上空からの環境騒音の測定
■お問い合わせ
山梨大学 研究推進・社会連携機構 社会連携・知財管理センター
TEL. 055-220-8758 FAX. 055-220-8757
E-MAIL renkei-as@yamanashi.ac.jp
URL. https://www.scrs.yamanashi.ac.jp/