【次世代アグリ】IoP(Internet of Plants)による農業革新 ‟もっと楽しく!もっと楽に!もっと儲かる!農業へ”
高知大学 農林海洋科学部 特任教授 北野雅治
■概要
農業は、作物の生理生態(光合成、蒸散、成長など)を利活用する「モノづくり」産業ともいえます。しかしながら、収穫に至る製造工程ともいえる作物の生理生態の時々刻々の情報を、営農している農家が全く知ることができていません。
そこで,IoPでは、農家の日々の営農現場で、作物生理生態の時系列情報とそれらに基づく多様な営農支援情報(予測、環境最適化、収穫調整、労務管理、技術診断・改善等)等の「見える化、使える化、共有化」を可能にするIoPクラウドを構築し、社会経済の情勢や自然災害などによる需給関係の変化にも柔軟に対応できる四定生産(定時、定量、定品質、定価格)を産地で実現することを目指しています。
■活用例
・営農現場での光合成、蒸散、成長などの多様な作物生理生態情報の見える化サービス
・作物の生理生態に基づく多様な営農支援(収量・収穫日の予測と調整、環境最適化、作物最適化、労務管理、技術診断・改善)サービス
・篤農技術の抽出と共有による産地の技術レベルの進化の促進
■問い合わせ先
高知大学総務部物部総務課IoP事業推進室事務室
TEL. 088-864-5171,5173
E-MAIL, km20@kochi-u.ac.jp
URL, https://kochi-iop.jp/(管理 高知県)
http://www.kochi-u.ac.jp/(高知大学)