【サプリメント・健康食品】新品種! 実のならないブルーベリーの活用方法
北海道科学大学 薬学部 薬学科 講師 佐藤 恵亮 共同研究者 北海道科学大学 薬学部 准教授 若命 浩二
■概要
ブルーベリーの実は、目に良い健康食品素材として用いられています。我々が研究しているブルーベリー品種『くにさと35号』は、従来のブルーベリーとは異なり、果実が大きく成長せず、茎におけるプロアントシアニジン含有量が約40%、葉でも20%含有していることを特徴としています。プロアントシアニジンはポリフェノールの1種であり、抗酸化作用を持ちます。さらに、我々は『くにさと35号』の茎、葉のエキスが、免疫作用を増強すること、血管の安定化に関与するTie2(Tyorosine kinaze with Ig and EGF homology domain 2)を活性化することを発見しましたのでご紹介します。
■活用例
本素材は医薬品、健康食品、化粧品などの原材料としてヘルスケア分野での応用が期待できる。
■お問い合わせ
北海道科学大学 研究推進課 E-MAIL. kenkyu@hus.ac.j
TEL. 011-688-2241 FAX. 011-688-2392
URL. https://www.hus.ac.jp/cooperation/ind_det/