【工学院大学/注目シーズ!】190-220 nmで波長選択可能な殺菌用深紫外線ランプ
尾沼 猛儀 工学院大学 先進工学部 応用物理学科 教授 / 藤田 静雄 京都大学 教授 / 金子 健太郎 同 講師
■キーワード
殺菌ランプ、殺菌灯、ポータブル殺菌灯、コロナウィルス対策、 UV-C、深紫外、真空紫外ウィルス、不活化、発光デバイス、ワイドギャップ酸化物半導体、ミスト化学気相堆積
■概要
UVCのうち、波長190 nmから220 nmの紫外線はヒトのDNAへの損傷を抑制しつつ、ウィルスを不活化できる波長域として注目されています。
本提案では、この波長域で発光する新しい半導体材料として、岩塩構造をもつ酸化マグネシウム亜鉛(MgZnO)に注目しています。結晶成長には、無害な原料とミスト化学気相堆積法を組み合わせて使用し、安心安全なシステムによるコスト低減を目指しています。
■応用分野
・固体真空紫外線を用いたオゾン、OHラジカル殺菌・・・コロナウィルス対策として、携帯用のポータブル殺菌灯の普及
・光化学反応による新材料開発
・半導体素子、ディスプレイパネルなどの製造に利用されるEUVリソグラフィーの光源
■メッセージ
新たなコンセプトの光源の応用分野を探しています。
試作品を基に、共同研究に関してディスカッション頂ければと存じます。
■お問い合わせ
工学院大学 産学連携室
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