【半導体】酸化物半導体のコロイド科学が切りひらく 光・電子デバイス
九州工業大学 大学院工学系研究院 物質工学研究系 教授 中戸 晃之 共同研究者:九州工業大学 大学院工学系研究院 教授 横野 照尚 共同研究者:九州工業大学 大学院生命体工学研究科 准教授 村上 直也
■概要
酸化物半導体ナノ粒子をコロイド科学の手法により集積させ、高度な光エネルギー・物質変換を行う新規な材料システムの開発を行っています。ナノシートなどの異方形状をもつナノ粒子を、液晶のような動的なコロイド構造の形成を通じて集積させる技術を開発し、粒子集積構造のオンデマンド操作による光触媒系を構築しました。また、ガス拡散電極など、装置設計と組み合わせることで、CO2変換や過酸化水素製造を行う光触媒や光電極デバイスの製造、また同時に、光音響分光法を鍵技術とするデバイスの挙動解析手法を研究開発しています。
■活用例
フレキシブルで高性能な半導体素子、透明導電体、光触媒などのデバイス。太陽電池、蓄電池、タッチパネル、皮膚に貼り付ける電子デバイス(電子皮膚)の高機能化、構造色センサーなど。
■お問い合わせ
九州工業大学
E-mail:nakato@che.kyutech.ac.jp
TEL:093-884-3308
FAX:093-884-3308
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https://www.che.kyutech.ac.jp/chem23/chem23.html(横野)
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