【コロナウイルス】エアロゾル拡散低減機構を持つ飛沫感染防止パーティション
摂南大学 理工学部 機械工学科 教授 堀江 昌朗
■概要
コロナウィルス感染防止のために様々な場所で使用されているパーティションは、飛沫の飛散は防止しますが、エアロゾルは空気中に拡散され室内を長時間浮遊します。そのため室内の換気が重要になりますが、全ての環境での十分な換気は困難です。本研究では飛沫を回収するエアロゾル回収機構と滅菌機能を有するパーティションを提案します。このエアロゾル回収機構は既存のパーティションに取り付けることも可能で、さらに減菌処理された安全な空気を室内に再放出することができます。postコロナ社会においても利用できる技術です。
■活用例
・飲食店などの机上に設置し、マスクなしでの安全な会食ができる
・病院やオフィスの受付窓口に設置し、不特定多数の人との安全な接客業務ができる
・エアロゾル回収機構は既存のパーティションに後付けで設置できる
・室内換気が困難な場所でも滅菌された空気が再放出されるため安全である
■お問い合わせ
摂南大学・研究支援・社会連携センター
E-mail:SETSUNAN.Kenkyu.Shakai@josho.ac.jp
TEL:072-800-1160
URL:https://www.setsunan.ac.jp/