【リサイクル】PETを原料に用いた生分解性プラスチックの発酵生産
奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 バイオサイエンス領域 特任准教授 吉田昭介
■概要
プラスチックによる環境汚染が地球規模で顕在化しています。わたしたちは、これまでにペットボトルなどの材料である難分解性ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート(PET)を分解する細菌の分離と、その機能解明を行ってきました。さらに、その代謝能力を利用したPETを有用化合物に変換する技術の開発を行っています。今回、PET分解菌が生分解性プラスチックの生産能力を有することを見出しました。これまで廃棄されていたプラスチックを資源化することができれば、経済性を担保した環境保全技術となることが期待されます。
■活用例
・廃PETを用いた生分解性プラスチックの生産
■お問い合わせ
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