【食品】凍結融解を利用した豆乳成分の簡易分画技術と新商品の開発
実践女子大学 生活科学部 食生活科学科 准教授 守田 和弘
■技術
今後予想される世界的な人口増加に伴い、動物性タンパク質の供給不足が懸念されています。食生活の欧米化が進み、動物性食品の摂取量が増加するとともに生活習慣病へのリスクも高まっています。これらの代替として、植物性食品である大豆が注目を集めています。
本研究室では、特殊な装置や試薬添加を必要としない簡易な凍結融解法により、豆乳に含まれるタンパク質や脂質などの成分を分画する技術を開発しました。本技術を利用することで、新たな大豆加工素材や加工食品の開発が可能となります。
■活用例
・新たな大豆加工品の開発
・特定保健用食品の製造
・テクスチャーの異なる豆腐の製造
・乳製品の代替食品の開発
■お問い合わせ
実践女子大学 研究推進室 研究推進課
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