熊本大学の「有用植物×創薬システムインテグレーション拠点推進事業(UpRod)」
熊本大学
今回は、企業のニーズにも答えてくれる!熊本大学の「有用植物×創薬システムインテグレーション拠点推進事業(UpRod)」をご紹介します。
■UpRodとは
オール熊本大学体制で、アカデミア目線・企業目線のダブルエッジのきいた“ 次世代型のアカデミア研究のプラットフォーム”です。
①植物・微生物などの天然物由来のオリジナルエキスバンク (28千超) を構築し、②世界各地の有用植物の伝承医療用途を収録したデータベース (世界中の32万種の植物を収載) を構築しました。また、③創薬や健康食品に資する候補化合物を評価するための世界屈指の病態解析と治療薬評価体制の構築を行い、各種疾患に対する創薬候補化合物も得てきています。
一方、様々な角度から企業の皆様のニーズに応える体制を整え、天然物からの医薬品・健康食品・化粧品の開発に向けた素材提供・成分研究・薬理研究などの協業も実施中です。今後も、本学のユニークな「天然物もの・ことづくりプラットフォームUpRod」をご活用いただく協業パートナー(共同研究・開発、コンサルテーション、技術提供など)を募集しています。
詳しくはコチラ⇒https://uprod-kumamoto.org/index.html
■共創PR
本事業では、1)創薬指向型植物データベース関連事業、2)生薬原料関連事業、3)健康食品・化粧品関連事業、4)治療薬候補・評価技術の開発と導出関連事業、5)オリジナル天然物バンク関連事業、の5つの事業に関する共創パートナーを探しています。本事業の母体となる熊本大学薬学部では、これまでにも、民間企業との共同研究の実施や共同研究講座・寄付講座の設置を積極的に導入してきましたが、現在、本事業は、大学のオープンイノベーションを推進する新たなプラットフォームとして機能しています。今後、共創パートナーとともに天然資源に関わる持続可能 (サスティナブル) な創薬・健康産業の発展に寄与し、双方Win-Winとなる戦略を実践できればと思います。
詳しくはコチラ⇒https://uprod-kumamoto.org/pr/index.html
■C-HAS
~Cエレガンスを活用し、食材・化粧品素材の“健康力の見える化”で素材の健康価値・安全性・同等性の評価を~
熊本大学では、新・真の抗老化成分やそれらに影響する因子を見出すため、Cエレガンス(線虫)を活用した『健康寿命を見える化』する世界初の新技術C-HASを駆使し、そのメカニズム解析や天然物などからの候補物質の探索などを独自かつ企業様等との共同研究により実施しています。
詳しくはコチラ⇒https://c-hasplus.co.jp/
■お問い合わせ
熊本⼤学 有⽤植物×創薬システム インテグレーション拠点推進事業
UpRod Project Management office (PMO)
⾸藤 剛 (Project Manager)
〒862-0973 熊本市中央区⼤江本町5-1
TEL : 096-371-4407