【化粧品関連】バイオ蛍光法による呼気・経皮ガスの計測とイメージング
東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 センサ医工学分野 教授 三林 浩二 東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 センサ医工学分野 助教 飯谷 健太
■概要
生体から放出される揮発性の化学成分を気相サンプルの状態で測定できる「バイオ蛍光式」ガスセンサを開発している。これらのセンサは酵素の基質特異性に基づく高いガス選択性と光学技術に基づく広いダイナミックレンジを有している。光を測定媒体に用いるため分布計測に応用することが可能で、ガス濃度分布の時空間変化を動画像化できる。これらの特性を活かして経皮ガスの放出ダイナミクスの可視化などを実現している。
■従来技術・競合技術との違い
生体ガスのような極低濃度の揮発性成分が混在しているような気相サンプルに対して適用できる選択性を有し、またサブppbレベルの感度を有すること。生体ガス中の成分の選択的な動画像化が可能であること。
■想定される応用分野
代謝評価、経皮ガス解析による皮膚状態の評価、ガス成分の広がり分析、環境中のガス濃度モニタリングなど。
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■お問い合わせ
東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 センサ医工学分野
教授 三林 浩二 m.bdi@tmd.ac.jp