【電池】植物微生物燃料電池
山口大学 大学院創成科学研究科 工学系学域 社会建設工学分野 准教授 アジズル モクスド
■概要
植物が光合成によって生産する糖類は、その60%程度は根から漏出しています。土壌中の特定の微生物はその糖類を分解し電子を放出します。その電子を植物の根近くに埋め込んだアード電極によって収集し、発電します。特に特殊な微生物を移入して用いる必要はなく土壌中の在来の微生物を用いることができ、植物の生育を阻害しない点もこの技術の特長です。
■活用例
現状レベルの発電量でも、例えばスマート農業の圃場に設置する各種センサの駆動電源やグリーンインフラのモニター用電源、省電力の LED の電源に利用が可能です。
■お問い合わせ
山口大学 産学公連携・研究推進センター
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