【3D】マルチスペクトルカメラを用いた植生状態の検出と3Dマッピング・3D造形
東京工芸大学工学部工学科教授 内田 孝幸
■概要
マルチスペクトルカメラを搭載した UAV(無人航空機、通称ドローン)によって、NDVI(正規化差分植生指数)などを使って植生の状態をインデックス化します。これによって、人が見えない高い位置から、人の見えないスペクトル帯域を適切に使って、特徴を明確化するインデックスマッピングを行います。さらに、これらは通常2D の情報であるが、3D に拡張し、さらにフルカラー3D プリントを用いて、インデックスマッピング化した3D 造形物を示します。
■ 社会に与える影響
植生の状態を可視化したカラーマッピングを行い、さらにフルカラーの3D 造形とすることで、直感的な植生の維持・育成・管理が出来ます。
フォトグラメトリ(多視点画像からの3D 構築)技術の進展と相まって、フルカラー3D 造形のニーズが高まっていまする。この状況において素材をプラスチックでない「通常のコピー用紙」とする、フルカラー3D 造形技術は SDGsに向けた多大なインパクトを有し、社会的ニーズにマッチします。
■お問い合わせ
東京工芸大学 厚木キャンパス 教育研究支援課 小澤一嘉
メールアドレス er-support@office.t-kougei.ac.jp
電話番号 046-242-9964
FAX番号 046-242-3000