【バイオジャパン2023】脳卒中患者の転倒予防を目的とした逆オメガ型靴インサートの開発
北海道科学大学 義肢装具学科 教授 昆 恵介
脳卒中患者の転倒問題
・半身麻痺になるため、足関節筋力が低下
・つま先荷重が困難
↓
・片脚立ちの状態で踵を挙げられない
・遊脚相でつま先を引っ掛けて転倒
↓
これまでの装具では、片脚支持で踵を挙げられない
◎脳卒中患者がより安全で効率的な転倒予防対策を行うためには、歩行中の片脚支持の期間に踵を挙げられる機能が必要である
ROSIの効果
・歩行速度⇒9.5%上昇
・立脚終期の割合⇒3.6%上昇
・推進力⇒15%上昇
装着者のコメント評価
・歩きやすくなった
・病みつきになる
・足が浮き上がる感じがする
・前に押し出される感じがする
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