【アグリビジネス創出フェア2023】竹のバイオリファイナリー技術による食品、農業への利用
東京電機大学 理工学部 理工学科 生命科学系 特定教授 椎葉 究
概要
生竹(孟宗竹)は、粉砕、乾燥しても、食品や飼料に適しません。減圧マイクロ波処理装置を用いたバイオリファイナリー技術により保健的効能(免疫賦活化活性効果、腸内環境改善効果)を持ったおいしく安全で健康的な食物繊維成分を調製することができます。また、飼料や土壌改良剤など農業への利用も本技術により可能になりました。
商品化・事業化のイメージ
本シーズの事業化を希望する企業にライセンスした上で、本バイオリファイナリー技術から食用竹粉末を製造・商品化し、パン、お菓子や麺類等への利用、また健康食品、飼料、土壌改良剤等への利用が図れます。これらは、ゼロエミッション型サステナブルな資材としての付加価値が得られます。
企業に向けたPR
・機能性食品を開発中の企業、食品の加工技術を持つ、企業との共同研究を希望
・地方都市等で繁茂する竹林に困っておられ、その活用方法についてご検討中の企業
・バイオリファイナリー技術による(食品、化粧品、ペット飼料、バイオプラスチック、土壌改良材)の展開を考えている企業
特許情報
≪食用竹粉末、それからなるクロストリジウム属細菌の増殖抑制剤及び免疫賦活剤、並びに食用竹粉末の製造方法≫
特願2023-112880
お問い合わせ
東京電機大学 研究推進社会連携センター (担当者 安江)
TEL 03-5284-5225
URL https://www.chizaigun.org/