【防災】災害に対するリスク認知や避難行動
東京都市大学 都市生活学部 都市生活学科 都市安全環境研究室 准教授 諫川 輝之
キーワード
都市防災・地域防災/環境心理学/災害と人間行動/安全・安心のまちづくり
最近の研究テーマ
津波や水害など、被害を受ける範囲がある程度予想できる自然災害を対象に、人々のリスク認知や避難行動に関する研究を行っています。海抜や海・川からの距離といった地形的要因、防潮堤や道路網などのインフラ整備状況といった地域の物理的環境に着目し、それらが人々の危険性に対する認識や災害への備え、避難行動にどのような影響を与えるのか、アンケートやインタビューを行いながら探り、災害時の情報の伝え方や避難場所整備のあり方、事前の防災教育などに活かすことを目標にしています。
研究の特徴
都市空間とそこで展開される人の心理や行動を分析して、安全・安心で快適な都市環境を実現するためのデザインやマネジメントのあり方を探求しています。
研究の内容
主要なテーマは災害に対する人の意識や行動、安全・安心のまちづくりに関する分析や提案ですが、これらは平時からの都市のあり方と大いに関連するため、広く都市環境と人の心理・行動の関係についての研究にも取り組んでいます。
企業等との連携可能テーマ
・災害時の避難計画策定支援
・事業所、施設における防災対策
・人間行動を考慮した環境デザイン
関連論文・著書
・日本建築学会編「都市・建築デザインのための人間環境学」朝倉書店2022(分担執筆)
・Influence of residents’ cognition of their local environment on evacuation behavior from tsunamis, Japan Architectural Review,2018
研究内容と目指すもの
都市空間とそこで展開される人の心理や行動を分析して、安全・安心で快適な都市環境を実現するためのデザインやマネジメントのあり方を探求しています。主要なテーマは地震や津波など災害に対する意識や避難行動、安全・安心のまちづくりに関することですが、これらは平時からの都市のあり方と大いに関連するため、広く都市環境と人の心理・行動の関係についての研究にも取り組んでいます。研究の方法は様々ですが、常に生活者の視点から発想することを重視し、フィールドに入って行政や住民意識と連携したアクションリサーチを複数行っています。
お問い合わせ
東京都市大学 学術研究推進部 研究推進課
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