【新しい体験型コンテンツ】ohmic-Touch:タッチ入力面に物を載せるインターフェース
お茶の水女子大学 人間文化創成科学研究科 池松香研究員、椎尾一郎教授
概要
・静電容量方式のタッチパネルにおけるオブジェクトを介したインターフェースの多くはタッチ入力発生有無のみを利用
・多段階的な入力を行うには静電容量を変化させる方法があるものの、静電容量を調整する機構を小型かつ精密に作成することは容易ではない
→Ohmic-Touchでは、オブジェクトに電気抵抗部品を組み込み、ユーザの操作により連続的な入力を可能とする
*写真(タッチ入力発生有無のみを利用したインタフェース例)
Ohmic-Touch
・静電容量方式のタッチパネルはタッチ点からGNDへ至る経路のインピーダンスを計測しているため、抵抗値変化を検出可能
・インピーダンス直流抵抗成分を入力に用いることで連続(アナログ)的なタッチ入力を実現
→機能タッチペン、スマートトイ、
スマホ用ゲームコントローラー等のアタッチメント等に利用可能!
http://orange.siio.jp/~ikema2/index.php/research/ohmic-touch/
Ohmic-Touchの応用例としてMicrosoft Research (北京)と共同研究でOhmic-Stickerというデバイスを開発
タッチパネルに貼り付けるのみでTrackPoint (IBM) のような、指先による力加減に応じた入力が可能
*写真(TrackPoint, IBM)
Ohmic-Sticker:
静電容量方式タッチサーフェスへの貼り付けによりForce-to-Motionを実現する入力機器
http://orange.siio.jp/~ikema2/index.php/research/ohmic-sticker/
※写真に関しては産学連携推進協会のサイトをご覧ください