QOOQ 世界初の時空間に写真を残せるアプリ「Yesterscape」が 10万ダウンロードを突破!

[概要]
　Yesterscapeは撮影したそのままの写真を、まるでそこに過去への窓を作るかのように残すことができる世界初のアプリです。ユーザーの写真は位置と時間の両方に関連づけられ、ユーザーはその場所に行けば、いつでもその写真を、過去に開いた窓を覗き込むかのように体験できます。さらに他の人の写真を共有したり１００年以上前の歴史的写真も見ることが出来ます。

[新規性（何が世界初なのか)]
　Yesterscapeでは、写真撮影の際にGPS、ジャイロ、コンパス、加速度センサーなどを用いて、位置だけでなく方向や傾きなども取得し、さらにそれを時間と組み合わせることで時空間への配置を行い、現実の空間の上に重ねあわせて表示させます。情報や写真を位置情報と関連付けるものはこれまでにもありましたが、撮影した写真を撮影したそのままに時空間に重ね合わせるものはありませんでした。
　また、たくさんの写真が同じ場所にあっても、特定の年代の写真を簡単に見られるように、時空間をブラウズする独自のユーザーインターフェイスを同時に開発しました。
[主な特徴と機能]
○写真を撮影するとその時間、その空間に配置され、時間が経過してもその空間に残りま す。
○写真は家族だけ、友達だけ、自分だけなど、誰に見せたいかを指定できます。
○クラウドに保存するのでデバイスを新しくしても写真を失う心配はありません。
○過去の自分の写真や家族や友人の写真の置かれた場所に来た時に通知を受け取ることができます。（例：「10年前にあなたが撮影した写真がこの周辺にあります」）
○友達や家族、他の人の写真や歴史的な写真なども見られます。

[今度の展開]
　ロケ地巡りやアニメの聖地巡りなどで利用すれば、さらに多くの人を楽しませることが出来ると考えています。（11/24には京都府などと共同で行う地域活性化イベントにも使用されます）また、歴史的写真との親和性も高く、歴史的建造物を持たない普通の場所であっても、過去の写真を配置することで過ぎ去ってしまった歴史をリアルに体験できる特別な場所にすることが出来ます。本件については2008年、2010年に特許出願しており(審査請求中)今後はandroid端末向けや一般カメラ向けにも開発を行なっていきます。

[開発の背景]
　Yesterscapeはカテゴリの上ではAR(Augmented Reality)アプリに分類されますが、「ARという技術が流行ってるから「かざすと絵が出る」アプリを作ってみた」のではなく、「空間の記憶を再生する」としたらどのようなものか、という問題意識で、10年以上前にアート作品として構想していたものがその前身です。
　この１０年の間にデジタルカメラの普及が進み、写真はあまりに気軽に撮影され、消去され、加工され、流通してしまうものになってしまいました。レコードからCDになり、単なるデータとして送受信されるようになって、形を失うと同時に音楽から魅力が失われていったように、財布に入れたり生徒手帳に挟んだりしていた時代に銀塩写真が持っていた神秘的な部分も失われてしまったように見えます。当社は空間からその場所の記憶を呼び出すことの出来る特別な手段として、また、紙の代わりに空間を依り代にできる特別なアプリとして、Yesterscapeを開発してきました。

[当社について]
　当社は独自の時間管理メソッドをSNSに組み込んだ学習SNS(2006年)や、そのメソッドをiPhoneアプリ化したアプリHoursシリーズ(2011年)、フロントカメラと背面カメラで被写体と撮影者を同時に撮影し、合成できる世界初のDualShot機能を備えたカメラアプリGroupCam(2012年)など、常にオリジナルなアイデアを追求してきました。
[仕様など]
対応機種：iPhone4以降
対応OS：iOS6以上(iOS7以上を推奨)
対応言語：日本語・英語・スペイン語・タイ語・中国語
料金：無料（無料でクラウドに保存できる枚数は一ヶ月に100枚まで）
HP:http://Yesterscape.com

[入手方法 ]｜
Appストアで「qooq」または「Yesterscape」で検索しダウンロード