2015年9月2日
報道関係者各位
株式会社ストライクポイント
太陽光発電保守点検現場作業用アプリ『PVNAVI』販売開始のお知らせ
株式会社ストライクポイント(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田孝良、以下、「ストライクポイント」)は、この度、タブレットを活用した太陽光発電保守点検現場作業用アプリ「PVNAVI」の販売を開始しました。
【PVNAVIの概要】
従来のように事前に点検項目表を作成して印刷した点検用紙を現場に持参して項目をチェック後、事務所に戻ってから改めて入力するような手間を無くし、タブレットを用いて点検作業が終了したその場で点検報告書を自動生成することで、作業負荷やコストの削減を実現します。
点検報告書には市場に出ている様々な点検項目や方法を網羅し、融合させた内容になっているため、これまで太陽光発電の保守点検事業に参入したくても作業内容が分からなかった方、点検項目の策定に悩まれていた方にとっても最適なツールとなっております。
更に、保守点検作業員の個々における点検知識や作業の差異を無くすべく、PVNAVIには具体的な点検の仕方を点検項目ごとに記載しました。そのため、点検項目に沿って作業を進めていけば誰でもきちんとした点検を行うことが可能です。
遠隔監視システムで記録される発電量等の数値データと連動しながらPVNAVIで生成された点検報告書を活用することで、質の高い保守点検サービスを依頼主へ提供することが可能となります。
【PVNAVIの特長】
「WEB側」
1. 管理画面から基本項目を設定
管理画面には、作業担当者や発電場所のモジュール枚数やPCS台数等基本的な情報を記録することができます。
2. 全ての電力区分に対応
PVNAVIは低圧、高圧、特高それぞれの点検作業に応じた点検項目が表示されます。
点検方法も用途に応じて「定期点検」「緊急点検」「精密点検」の3種類を用意致しました。
3. 現場から届いた報告書を直ぐにダブルチェック
現場の作業者がタブレットを用いて行った点検作業の報告書は直ぐに管理画面に飛んできますので、WEB側でその場で作業し忘れている箇所が無いかチェックすることができます。もし抜けている箇所があれば報告書を差し戻して作業再開を促すことで、時間や労力の無駄を省けます。
4. オリジナル点検項目の作成
PVNAVIが用意した点検項目の他に、利用者自らが策定した点検項目を追加することができます。追加項目を利用することで、自社オリジナルの点検項目として他社との差別化を図ることができます。
「タブレット側」
1. 最大5人まで同時接続
1ライセンスで最大5ヶ所が登録可能、操作は5名まで同時接続がおこなえます。そのため、各自で1か所ずつ点検を振り分けることや1か所を数名で分担して点検を行う等現場によって選択することができるのでとても便利です。
2. 画像保存や描写機能を搭載
点検項目ごとに画像を5枚まで保存することができますので、作業前や作業終了後、不具合部分や気になった箇所を多くの画像やコメントの中から精査できるようになります。
点検中に気になった箇所や不具合を発見した場合、保存した画像の上に描写機能を使用して簡単なメモや指示書きができるように対応致しました。全体画像では分かりにくかった箇所でも文字や線を記入することでより具体的に伝えることができます。詳細なコメントを残す場合は、テキスト入力項目を使用します。
また、大きな敷地になればなるほど場所の特定や記録が大変になるため、レイアウト図の項目からでも描写機能を用いて記録する機能も対応しました。
3. マージ機能
複数のiPadを使用して同時に点検を行う時は、各担当者が点検した後、iPadに搭載されているBluetooth(R)を利用してそれぞれ点検したデータを一つにまとめることができます。そうすることでデータの誤送信を防ぐことができます。
4. 計測装置で測定したデータも登録可能
計測装置で測定した測定データをPVNAVIに入力することができますので、保守点検の現場と測定履歴を一つの報告書として提出することもできます。
【ライセンス費用】
価格につきましては、各販売代理店へお問い合わせください。
【アプリ仕様】
対応機種 :Apple iPad(第3世代)、iPad(第4世代)、iPad mini、iPad Air、iPad Air2
通信方式 :WiFi または 3/G4G回線
iOS :iOS8.0以上
容量 :16GB以上
※ iPhone、Android端末は不可
【株式会社ストライクポイントについて】
ストライクポイントは太陽光発電システムの保守点検業務や新電力(PPS・特定規模電気事業者)等新エネルギー分野での事業を展開しております。また、全量買取制度が適用された発電所設備を20年間効率的に維持するための保守点検作業アプリケーションや関連商材を開発し、現場作業の効率化を目指します。