モリンガは化粧品や食品原料として世界的に注目されており、近年、日本国内でも人気の素材となりつつあります。栄養素も豊富に含まれ、化粧品原料やスーパーフード(健康食品)として有用であることに加え、樹木としてのモリンガは二酸化炭素吸収力が非常に高い植物として環境保全の観点からも注目されています。その中でも、イロコスモリンガは、遺伝子組み換えでない在来種を無農薬栽培したフェアトレードのモリンガとしては世界唯一で、良質な素材を日本の技術で磨き上げた、世界最高水準の品質を誇っています。
3社は、このイロコスモリンガの原料の日本国内での販売、商品企画・開発・製造販売、認証制度の管理運営、フェアトレードの推進に関して相互協力し、事業の収益の一部を、原料産地の植樹活動や雇用創出、女性の社会進出、子供の教育活動等に充てていくことを計画しています。本活動の啓蒙のために2017年2月1日にオープンしたWEBサイトにて、3月以降に賛同会員の募集を行って行く予定です。また、近日中にも新製品の発表を予定しています。<参照:
http://ilocosmoringa.jp/ >
つきましてはご多用中とは思いますが、取材へのご配慮をどうぞよろしくお願いいたします。
【プロジェクト概要】
・今後1年以内に日本国内に10万人のイロコスモリンガ製品ユーザーを創出し、その収益により次世代のグローバル人材を1万人以上輩出することを目的とした日本とフィリピンの交換留学制度の整備を進めています(10万個のモリンガオイルの化粧品を販売した場合、1000人の子供たちへの教育支援と1000本の植樹活動化できると試算しています。3社は合同で、今年の5月中旬にフィリピンのイロコス地域を訪問して、植樹活動と、こうしたフェアトレード活動をより良く行うための現地調査を行う予定です)。
・NPOや行政を介さずに民間企業のみで行う日本とフィリピンの社会貢献事業としては、本プロジェクトは他に類を見ない取り組みとなります。こうした民間主導のフェアトレード活動の普及によって、原料産地、流通・加工・販売業者、消費者がともに適切な利益を享受できる理想的な事業を創出し、このモデルを業界、国境を越えて普及させていくことが、イロコスモリンガ協会日本支部設立委員会(仮称)の設立趣旨であり、活動理念です。
【異なる地方の3社が提携する理由について】
昨今、地方創生の必要性が叫ばれており、地方には独自の強みを生かして活躍する優良企業が多数存在しています。そうした地方の小企業が独自の強みをよりよく発揮して、国際的にもインパクトのある社会貢献につながる成果を生み出す仕組みを整えることができれば、日本経済の底堅い活況をもたらすのみならず、グローバルに活躍することのできる優良企業を多数輩出する社会環境が実現することにつながります。私たちは、グローバル化の進む現在の社会環境では、ある特定の地域の企業の結びつきによって成し遂げられるのではなく、地域、業種、人種を超えて志をともにする人や組織が、同じ価値観に沿った活動を推進していくことで、実現していくものだと考えています。
そのため、まずは自分たちでできることをと考え、この世界最高品質のイロコスモリンガをつかった国際的な事業を展開して、それと同時にフェアトレードによりかかわるすべての人たちが適切な利益を享受できるような成功例を創出するプロジェクトを立ち上げました。
【提携する3社の特徴について】
横浜市の日東物産商事は戦前から始まった化粧品や食品等の原料の商社で、今回は世界最高品質の原料(モリンガ)の生産から日本国内外への流通、精製、販売、商標等の管理をコーディネートしています。
福岡市のGirls, be ambitiousは、モリンガの産地であるフィリピンでのフェアトレード活動について、大きな貢献をしてきました。日本とフィリピンとの文化的な相違点をよく理解し、一方的に経済的な支援を行うということではなく、双方がともに学び成長し合う関係構築と活動実績があります。
札幌市のSAVON de SIESTAは、自然素材を使った化粧品メーカーとして11年余りの実績を持ち、その商品力は札幌市にも『札幌スタイル』認証製品として認められ、その中でもNO.1の販売実績を誇ります。直営店、オンラインショップ、卸販売、他社製品のOEM生産などの多様な販路を持ち、全国に1万以上の優良なリピートユーザーがいます。また、同社の経営者は、札幌円山動物園オフィシャルグッズとしての保冷ランチボックス『GEL-COOま』で、絶滅危惧種となっているホッキョクグマの繁殖支援のために1000万円を超える寄付実績を誇る事業を創出した経験者でもあります。
この3社がイロコスモリンガ協会の活動趣旨に賛同し、国際的にもインパクトのある素晴らしい事業を創出することを目指します。
【イロコスモリンガを使った製品について】
株式会社Savon de Siestaでは、イロコスモリンガオイルを100%使用した美容オイル(容量:20ml/販売価格:税別4000円)を製品化し、2017年1月から試験販売を行いました。
初回の100本は即日完売し、300本の予約販売は3日で完売、追加500本の予約販売も3週間で完売し、日々問い合わせの数も増えています。これまで同社で販売してきた新製品の中でも特に反響が大きく、既に使ったユーザーからもたくさんの感想が寄せられています。本製品の効果としては、顔に使っている方からは、シワが目立たたなくなった、乾燥肌が改善した、化粧のりが良くなった、肌のきめが細かくなった、という声が寄せられ、髪に使った方からは、ごわついた髪がまとまりやすくなった等の声があります。本製品は2月23日より同社オンラインショップでの追加予約販売(1000本限定)を計画しています。
今後はGirls, be ambitiousとの共同開発により製品ラインを増やすほか、販路も拡大していく予定です。
株式会社Girls, be Ambitiousでは、イロコスモリンガの茶葉・パウダーを100%使用した製品を販売しています。(製品:モリンガパウダー40g : 1,250円(税抜)/モリンガ茶葉15g:700円(税抜)/モリンガハーブティ2gX5袋:500円(税抜)/モリンガハーブティ2gX30袋:2,700円(税抜))。全国のスーパーフードを取り扱うスーパー、百貨店、オーガニックショップな82店舗やオンラインショップでも販売しています。
自社の公式ネットショップでは、モリンガ製品は48%と高いリピート率を有し、愛用されているお客様からは、お通じ・むくみの改善を多く感想頂いています。
今後はSavon de Siestaとの共同開発により製品ラインを増やすほか、販路も拡大していく予定です。
【CSR活動の実績について】
食育セミナー@フィリピン、ミャンマー
モリンガの産地であるフィリピンやミャンマーの人々、特に貧困層に、ハーブや野菜の摂取の仕方等食育セミナーと定期的に行い、生産地の人々の健康と美容にも貢献しています。
実績:2014年 3回実施 47名参加
2015年 4回実施 73名参加
2016年 4回実施 79名参加
モリンガ植林
食育セミナーに合わせて、モリンガ植林を実施し、フィリピンの様々な地域でモリンガ植林を通した環境改善を行っています。
実績:2014年 94本
2015年 146本
2016年 307本
【企業・団体概要】
(1) イロコスモリンガ協会
所 在 地:Sarrat, Ilocos Norte, the Philippines
設 立:2015年2月1日
代 表 者:Unice Joy Piza
活動内容:モリンガの栽培・加工品に関するトレーニング、イロコスモリンガ認証の発行、
モリンガに関する情報提供、CSR活動、ビジネスサポート
U R L:
http://ilocosmoringa.com/
(2) 株式会社日東物産商事
所 在 地:神奈川県横浜市神奈川区神奈川1丁目4番地の16
設 立:1952年4月28日
代 表 者:代表取締役 斎藤裕二郎
活動内容:油脂及び油脂製品・染料・工業薬品・各種洗浄剤、産業廃棄物の収集・運搬
U R L:
http://nittobussan-corp.co.jp/
(3) 株式会社Girls, be ambitious
所 在 地:福岡県福岡市中央区薬院2-6-22
設 立:2014年4月1日
代 表 者:代表取締役 山田麻樹
活動内容:フィリピンにおける食品、化粧品、雑貨等の企画・生産・品質指導、
および同商品の輸入販売
U R L:
http://www.girls-be-ambitious.com/
(4) 株式会社Savon de Siesta
所 在 地:札幌市中央区南1条西12丁目4-182
設 立:2011年8月1日(創業2005年8月)
代 表 者:代表取締役社長 附柴彩子
活動内容:自然素材を使った化粧品の企画・開発・製造販売等
U R L:
http://at-siesta.com/
【お問い合わせ先】
【この件に関するお問合せ】
(1)イロコスモリンガ協会日本支部設立委員会およびイロコスモリンガ原料について
株式会社日東物産商事 担当:斎藤 電話:03-3270-0771
(2)フィリピンでのフェアトレード活動について
株式会社Girls, be ambitious 担当:山田 電話:092-852-2120(~2/24)/092-982-1113(2/27~)
(3)イロコスモリンガオイルを使った化粧品(製品)について
株式会社Savon de Siesta 担当:附柴裕之(ツケシバヒロユキ) 電話:011-206-1580