“ミニチュア七夕飾り”開発ストーリー ～「湘南ひらつか七夕まつり」の定番のお土産を考案～

　私ども株式会社サン・ライフ（証券コード：４６５６）は神奈川県、東京都でご葬儀場26施設、ホテルブライダル3施設を持ち、さらには介護を事業とする会社です。本社は神奈川県平塚市であり、創業は1933年です。地域密着の事業のため、昔から地縁を大事にし、様々な取り組みをしてまいりました。その中で地元平塚の七夕祭りへの関わりについて、ご紹介させていただきます。

　今年も7月7日（金）～9日（日）の期間で「第67回　湘南ひらつか七夕まつり」（神奈川県平塚市）が開催されます。当社は、このお祭りを盛り上げるため60年以上も直接的、間接的にお手伝いしてまいりました。

　その中で当社の代表取締役会長の竹内惠司が考案したお土産があります。それはミニチュア七夕飾りです。今やこのお祭りの定番土産となっています。このお土産の開発は昔、多くの人々が祭りを見学に来るにもかかわらず、これといったお土産のなかったため、試しにミニチュアの七夕飾りをつくり店先に置いてみることになりました。1000本ほどつくり100円で売り出したところ、あっという間に売り切れてしまったのがきっかけでした。

　最初の頃は職員総出でミニチュア七夕飾りを作っていましたが、あまりにも数が出てしまうため今では専門の企業に委託する形で販売しています。現在もお祭りの期間中、当社の葬儀場であります「サカエヤ・ホール」（神奈川県平塚市明石町25-1）にてお土産販売、飲食の提供を行っています。

※平塚の七夕祭りとは
平塚における七夕祭りのルーツは戦後の復興を願うお祭りでした。平塚は大空襲を受け、街は壊滅的な被害が出ました。昭和25年（1950年）に「平塚復興まつり」を開催し、翌年からは「平塚七夕まつり」に名称を変え、年中行事になり、今や日本の代表的な七夕祭りの一つになりました。