9/8「INNOVESTA!（イノベスタ）2017 ビジネスデー」《無料》科学技術・AIの講演など

地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター（都産技研）本部において、施設公開「INNOVESTA!（イノベスタ）2017　ビジネスデー」を平成29年9月8日（金）に開催します。
　今年は、2014年に「イグノーベル賞」を受賞された北里大学名誉教授の馬渕 清資 氏をはじめ、テレビ等でも話題の将棋プログラム「Ponanza」を開発された山本 一成 氏、IoTのビジネスモデル構築に定評のある高安 篤史 氏など各分野で活躍されている方を招いた特別講演や、技術セミナーを短時間に凝縮したワークショップ、施設見学や実演など中小企業向けのプログラムを実施します。

※イノベスタとは、InnovationとFestaを掛け合わせた造語です。

【イベント概要】
●開催日時：平成29年9月8日（金）　10:00～17:00 （開場9:30）
●参加費：無料
●会場：（地独）東京都立産業技術研究センター　本部（江東区青海2-4-10）
●アクセス：ゆりかもめ「テレコムセンター駅」駅前
　　　　　　りんかい線「東京テレポート駅」から 徒歩15分（無料送迎バスあり）

【おもなプログラム】
●特別講演　※要事前予約
・「科学技術、価値観のイノベーション」　午前（10:00～11:45）
　　2014年イグノーベル賞 物理学賞受賞　北里大学名誉教授 馬渕 清資 氏
講演内容：
人工関節が滑らかに動く仕組みの研究を行ってきた馬渕氏。その傍流として行った研究の中で、バナナの皮の滑りが、動物関節と同じ粘液の働きによることを科学的に突きとめ、イグノーベル賞を2014年に受賞。生命活動における有機物の価値や現代の科学技術の価値観の歪みを是正する必要性について、お話いただきます。

・「AI（人工知能）はいまどこまで来ているのか」　午後（13:00～14:15）
　　将棋プログラム「Ponanza」開発者　山本 一成 氏
講演内容：
名人を倒した将棋プログラム「Ponanza」。 その作者山本氏自身も、幼い頃から将棋愛好家でアマチュア5段の腕前。東大工学部の頃から将棋ソフト開発に没頭し、独自にその進化に取り組んでこられました。2013年の第二回「電王戦」で初めて現役棋士を破るという快挙を成し遂げ、その後更に改良し名人に勝利した「Ponanza」を通して、人工知能の今とこれからをお話しいただきます。

・「IoT（Internet of Things）のビジネスモデル構築」　午後（14:30～15:45）
　　合同会社コンサランス代表　中小企業診断士 高安 篤史 氏
講演内容：
IoTを活用したビジネスモデル構築の多数の支援実績とIoTの人材育成に定評がある高安氏から、企業におけるビジネスモデル構築におけるポイントを解説いただきます。

●海外展開特別セミナー　※要事前予約　
・「インドネシア市場の魅力と多様性」　午後（14:30～16:00）
　　公益財団法人 東京都中小企業振興公社　講師

●ワークショップ （全11コース）　※要事前予約
都産技研の技術セミナーを短時間に濃縮。さまざまな技術分野の中から選べるミニ講習会です。
・吸音材・遮音材 性能予測ソフトウェアの体験
・電気用品安全法の概要ミニセミナー
・簡易電子顕微鏡の体験　など

●実演・見学（全34コース）　
都産技研が保有している各種試験機器・設備をご案内します。関心のある技術分野や、装置を間近でご覧ください。
・照明開発ラボの紹介
・化粧品の使用感と毛髪観察
・アパレル機器の実演
・スクリーン印刷室の紹介
・微粒子関連設備の紹介　など

●その他
都産技研新事業紹介・製品開発支援ラボ企業・連携機関 展示 など

【プログラム詳細・事前予約URL】
プログラムの詳しい内容・事前予約は「イノベスタ特設Webサイト」から　
⇒ http://www.tiri-innovesta.jp/

【都産技研概要】
法人名：地方独立行政法人 東京都立産業技術研究センター
設立年：平成18年
事業内容：産業技術に関する試験、研究、普及および技術相談等、都内中小企業の技術支援を行う東京都の公設試験研究機関です
※ホームページ　⇒　http://www.iri-tokyo.jp/