■家事育児を男性が負担することについて、男女ともに9割以上の人が「良い」と感じ、既婚・未婚ともに8割の人が「結婚を決断するのに、男性が家事や育児ができることは重要」と考えている
まず始めに、「従来女性が担うことが多かった家事育児を男性が負担することについて、良いと感じますか?」と尋ねたところ、男性の64.0%、女性の70.7%が「非常に良いと感じる」と回答し、「やや良いと感じる」と合わせると男女ともに90%以上の方が「良い」と感じていることが分かりました。
また、回答した方に理由を聞いたところ、「非常に良いと感じる」「やや良いと感じる」と回答した方は、
・分担などできることをそれぞれが行い、お互いを補い思いやることができれば、より円満だと思うので。
・お互いが支え合って生きていくためにも、家事育児は分担して負担を軽減していくべきだと思います。
・共働きの家庭が増えてきているのもありますが、そもそも家事、育児は二人で協力していくものだと思うので。
などを理由として挙げていました。
一方で、「あまり良いと感じない」「まったく良いと感じない」と回答した方は、
・古い考えかもしれませんが、男性には外でしっかりと働いてきてもらい女性は家を守ったほうがいいと思っているので。
・仕事に集中したいため。いずれは出世し、年収も多くしたい。その意欲のない男性であれば、家事負担があってもいいと思う。
・女性が働くことが当たり前みたいになっているけれど、私は家事は完璧にやるから手出ししないでほしいし、働かないで専業主婦でいさせてほしいからです。
などを理由として挙げていました。
「結婚を決断するのに、男性が家事や育児ができることは重要だと思いますか?」という問いには「未婚」・「既婚」のそれぞれ8割を超える方が「はい(重要だ)」と回答しました。
Q.従来女性が担うことが多かった家事育児を男性が負担することについて、良いと感じますか?
非常に良いと感じる:男性 64.0%、女性 70.7%
やや良いと感じる:男性 31.7%、女性 27.1%
あまり良いと感じない:男性 3.1%、女性 1.9%
Q.結婚を決断するのに、男性が家事や育児ができることは重要だと思いますか?
はい:未婚 84.8%、既婚 81.3%
いいえ:未婚 15.2%、既婚 18.7%
■「花婿修行」をやりたい・やったと回答した男性は約半数。女性は約7割が「花婿修行」をやってほしいと回答。
男性に対して「実際に花婿修行をやりたいですか?または、やりましたか?」と尋ねたところ、47.4%が「はい」と回答しました。同様に女性に対して「(夫に)実際に花婿修行はやってほしいですか?」と尋ねたところ、66.2%が「はい」と回答し、女性は男性がやりたいと思う気持ちよりも、「花婿修行をしてほしい」と思っていることが分かりました。
Q.実際に花婿修行をやりたいですか?または、やりましたか?
(男性)
はい 47.4%
いいえ 52.6%
Q.実際に花婿修行はやってほしいですか?
(女性)
はい 66.2%
いいえ 33.8%
■具体的にしたいことは「料理」がトップ。一方、実際にできること最下位は「裁縫」という結果に。
「花婿修行」について、「具体的に何をして欲しいですか?または、したいですか?」と未婚男性と女性に尋ねたところ、男女ともにトップは「料理」という回答でした。続いて、男性がしたいことは「掃除」「洗濯」「育児」という結果になりました。女性がしてほしい事は「掃除」「育児」「洗濯」と男性の考えとあまり変わらないことが分かりました。
Q.具体的に何をして欲しいですか?または。したいですか?
料理:男性 73.2%、女性 68.3%
掃除:男性 50.0%、女性 63.9%
洗濯:男性 49.4%、女性 51.7%
育児:男性 49.4%、女性 59.3%
ゴミ捨て:男性 43.3%、女性 49.0%
整理整頓:男性 38.4%、女性 43.5%
買い出し:男性 37.2%、女性 34.1%
車の運転:男性 33.5%、女性 47.9%
アイロンがけ:男性 22.0%、女性 19.0%
冠婚葬祭の対応:男性 20.7%、女性 33.0%
家計の管理:男性 20.1%、女性 16.6%
礼儀作法:男性 16.5%、女性 22.6%
裁縫:男性 15.9%、女性 9.8%
介護:男性 11.6%、女性 23.7%
その他:男性 0.0%、女性 2.2%
「花婿修行」の項目について、「実際に現在何が出来ますか?または、(パートナーは)出来ていますか?」と尋ねたところ、男性の1位は「ゴミ捨て」で69.5%、続いて「洗濯」「掃除」が65.2%、「買い出し」64.0%という結果になりました。女性がパートナーに対して出来ると思っていること1位は「ゴミ捨て」、続いて「車の運転」「掃除」「洗濯」という結果になりました。ほぼ全ての項目において、男性の方が女性よりも“出来ている”と評価していることが分かりました。
Q. 実際に現在何が出来ますか?または、(パートナーは)出来ていますか?
ゴミ捨て:男性 69.5%、女性 54.0%
洗濯:男性 65.2%、女性 42.6%
掃除:男性 65.2%、女性 44.9%
買い出し:男性 64.0%、女性 35.6%
料理:男性 57.9%、女性 40.9%
車の運転:男性 47.6%、女性 53.1%
整理整頓:男性 47.6%、女性 26.3%
アイロンがけ:男性 33.5%、女性 14.1%
冠婚葬祭の対応:男性 28.0%、女性 14.5%
礼儀作法:男性 23.2%、女性 11.3%
家計の管理:男性 22.6%、女性 10.7%
育児:男性18.9%、女性 17.2%
裁縫:男性14.6%、女性 4.7%
介護:男性9.1%、女性 3.3%
その他:男性1.8%、女性 11.2%
■『家事メン』という言葉を知っているのは男女ともに約半数。『家事メン』に魅力を感じる女性は8割以上という結果に。
「『家事メン』という言葉を知っていますか?」と尋ねたところ、男性女性ともに約半数が「はい(知っている)」と回答しました。
男性には、「自身が『家事メン』だと思いますか?または『家事メン』になれると思いますか?」と尋ねると、約半数の方が「はい」と回答しました。また女性に「『家事メン』に魅力を感じますか?」と聞いたところ、86.0%の方が「はい(魅力を感じる)」と回答しました。
Q.あなたは「家事メン」という言葉を知っていますか?
はい:男性 48.9%、女性 47.2%
いいえ:男性 51.1%、女性 52.8%
Q.自身が「家事メン」だと思いますか?または「家事メン」になれると思いますか?
(男性)
はい 51.1%
いいえ 48.9%
Q.「家事メン」に魅力を感じますか?
(女性)
はい 86.0%
いいえ 14.0%
■「実際の結婚生活で、家事を分担出来る」と女性より男性の方が考えている。
「実際の結婚生活で、家事を分担出来ると思いますか?」という問いには、男性の95.1%が「はい」と回答したのに対し、女性は77.7%に留まり、男性と女性の間に意識の差があることが分かりました。
Q.実際の結婚生活で、家事を分担出来ると思いますか?
はい:男性 95.1%、女性 77.7%
いいえ:男性 4.9%、女性 22.3%
■『育メン』に魅力を感じる女性は約9割。男性の約6割も『育メン』だと思う・なれると思う、という結果に。
男性に「自身が『育メン』だと思いますか?または『育メン』になれると思いますか?」と尋ねたところ、62.5%が「はい(育メンだと思う・なれると思う)」と回答しました。女性には、「『育メン』に魅力を感じますか?」と聞いたところ、約9割の方が「はい」と回答し、「育メン」は大変魅力的であることが分かりました。
Q.自身が「育メン」だと思いますか?または「育メン」になれると思いますか?
(男性)
はい 62.5%
いいえ 37.5%
Q,「育メン」に魅力を感じますか?
(女性)
はい 89.8%
いいえ 10.2%
■女性よりも男性の方が「男性が育児休暇を取得する必要がある」と考えている
「男性が育児休暇を取得する必要があると思いますか?」という問いには、男性の85.4%、女性の72.0%が「はい」と回答しました。女性よりも男性の方が、13.4ポイントほど「育児休暇」を取得する必要がある、と考えていることが分かりました。
Q.男性が育児休暇を取得する必要があると思いますか?
はい:男性 85.4%、女性 72.0%
いいえ:男性 14.6%、女性 28.0%
■映画『羊と鋼の森』ストーリー:
将来の夢を持っていなかった主人公・外村は、高校でピアノ調律師・板鳥に出会う。彼が調律したその音に、生まれ故郷と同じ森の匂いを感じた外村は、調律の世界に魅せられ、果てしなく深く遠い森のようなその世界に、足を踏み入れる。ときに迷い悩みながらも、先輩調律師・柳やピアノに関わる多くの人に支えられ、磨かれて、外村は調律師として、人として、逞しく成長していく。そして、ピアニストの姉妹・和音、由仁との出会いが、【才能】に悩む外村の人生を変えることに―。
■映画『羊と鋼の森』公式Webサイト:
http://hitsuji-hagane-movie.com/
■『ワタベウェディング』×映画『羊と鋼の森』特設Webサイト:
https://www.watabe-wedding.co.jp/press/hitsuji-hagane