【報道発表資料】
2018年8月22日
ファイルメーカー、FileMaker Cloudのビジネス導入事例を発表
宮崎シーガイアトライアスロン大会において約1,000人の参加者受付業務にFileMaker CloudとiPhoneを活用
ファイルメーカー株式会社(東京都港区六本木)は本日、FileMaker Cloud のビジネス導入事例を発表しました。宮崎シーガイアトライアスロン大会実行委員会(宮崎県宮崎市)は、2018年7月8日(日)に開催された「第20回宮崎シーガイアトライアスロン大会2018」において、大会受付管理および参加者情報共有のためのシステムをFileMaker Cloud上で構築、運用し、効率的で安全な大会運営を実現しました。
本事例の詳細とビデオをこちらでご覧いただけます。
https://www.filemaker.com/jp/solutions/customers/stories/triathlon
ソリューション概要:
宮崎シーガイアトライアスロン大会では、FileMaker Cloudを導入し、約1,000人の参加者の受付業務のペーパーレス化、作業簡略化を実現しています。大会期間中の受付業務は学生ボランティアが実施します。日頃から使い慣れているiPhoneで、わかりやすいユーザインターフェースのカスタム Appを操作するため、数分程度の説明ですぐに大会受付やバイクチェックインなどの業務を開始できました。
競技前日と当日に計3回の受付を行う必要がありますが、iPhoneのカメラでQRコードやバーコードをスキャンして数タップするだけで瞬時に受付完了となり、迅速にミスなく処理できます。さらに、競技当日はレース中にリタイアした参加者の情報が本部や関係各所で瞬時に共有され、レースの安全運営に寄与しました。イベント準備期間〜大会開催中だけの使用となるため、FileMaker Cloud(AWS EC2インスタンス)を必要な日数のみ時間単位で契約して利用しています。
導入効果:
・受付業務の作業簡略化により、参加者と運営側双方の負担軽減
使い方が簡単なため学生ボランティアの作業負担は少なく、また瞬時に受付が完了するため参加者の待ち時間も短い。参加者が最も多いカテゴリーの受付は従来10人以上で行なっていたが、導入後は2人で対応可能に。
・FileMaker CloudとiPhoneの活用により、使う場所を選ばないソリューションが実現
iPhoneとセルラーモデルのiPadをクライアント端末として、FileMaker Cloudでホストされたカスタム Appにインターネット接続でアクセスするためWi-Fiが不要。使う場所が数か所に分かれていても、また屋外であっても、カスタム Appを容易に展開、利用することが可能に。
・導入コストの低減
FileMaker Cloudはイベント開催時の短期間だけ利用するという使い方ができ、サーバー環境の構築・運用やソフトウェアライセンス購入に関わる導入費用が低減。
宮崎県トライアスロン連合会長、宮崎シーガイアトライアスロン大会実行委員長の押川紘一郎氏は一連の取り組みについて次のように述べています。「このような共通のシステムをもつことは、効率的な大会運営の基盤になります。ICTを活用した大会運営の効率化は、これからはどの大会でも普通の形になっていくでしょう。よりスマートでコンパクトな未来型の大会を目指して、今後もこの取り組みを広範囲に取り入れていきたいと思います」
ファイルメーカー社について
ファイルメーカー社は、iPad、iPhone、Windows、Mac、Webのすべてにわたってシームレスに動作するカスタム Appを簡単に作成するための統合型プラットフォームを提供します。多くのビジネスチームが業務プロセスを効率化するためにFileMaker プラットフォームを活用し、チーム全体の生産性を向上させています。米国本社のFileMaker, Inc.はApple Inc.の子会社です。日本法人のファイルメーカー株式会社はFileMaker, Inc.の子会社です。
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