防錆技術「世界トップ10」に選出 NMRパイプテクター®-NMRPT-

◆米国の製造技術誌「マニュファクチャリング・テクノロジー・インサイト」とは
配管内の赤錆腐食を防止する日本の技術である、配管内赤錆防止装置NMRパイプテクター®が、世界の防錆技術トップ10に選ばれ2020年3月12日に、米国の製造技術誌「マニュファクチャリング・テクノロジー・インサイト」に取上げられました。
「マニュファクチャリング・テクノロジー・インサイト」は製造分野に大きな影響を与えるテクノロジー・ソリューションを中心に紹介する雑誌として、注目されている米国の専門誌です。

◆NMRパイプテクター®-NMRPT-は大英博物館で防錆効果を解決
防錆効果への高い評価から、NMRパイプテクター®は2020年時点で4,200棟以上の導入実績があります。
海外でも多く導入され、「マニュファクチャリング・テクノロジー・インサイト」では大英博物館への導入が紹介されています。
英国ロンドンにある世界最大規模の博物館、大英博物館で2016年3月にNMRパイプテクター®が導入されました。
空調温水配管内に赤錆腐食によるヘドロが発生し、漏水のリスクがあった為です。
美術品等への漏水による損害は避けたい問題ですので、早急な対策が求められました。対策として配管更新工事の検討がされましたが、実施にはいくつかの問題がありました。

① 長期間の工事が必要となり、美術品等の保管状態への影響が懸念
② 断水が工事には必須であり、大英博物館の運営に大きな負担がかかる。
③ 高額な工事費用が必要

◆これらの問題を全てNMRパイプテクター®は解決します。
NMRパイプテクター®の設置工事は1～2時間ほどで完了し、断水や建物の使用制限がありません。
配管更新工事と比較し、導入費用は給水管の場合1/5以下、空調管の場合１/１０以下にまで削減可能となります。

◆「世界トップ10」に選出されたNMRパイプテクター®-NMRPT-の防錆効果とは
赤錆腐食の進んでいた大英博物館の空調温水配管では、NMRパイプテクター®導入前の採水検査の結果、水中の鉄分値が20.0㎎/ℓと赤錆により高い数値が検出されています。
導入より1週間後には、鉄分値が12.2㎎/ℓと大幅な減少が見られ、導入5週間後では鉄分値が0.2㎎/ℓと赤錆腐食の進行が完全に止まっている事が立証されています。
「マニュファクチャリング・テクノロジー・インサイト」で防錆技術世界トップ10として選出されたのは、大英博物館を含め多数の重要施設にNMRパイプテクター®が導入され配管内の赤錆劣化問題を解決してきた事の他に、これまでにない唯一の防錆方法である事も理由です。

◆黒錆を利用した防錆技術 NMRパイプテクター®-NMRPT-
NMRパイプテクター®の防錆方法は、配管内の赤錆を除去するのではなく黒錆に還元させ、赤錆腐食の防止と配管の強化を行うものです。

水に溶けだし易くふやけた赤錆に対し、水に溶けない固い結晶の不動態である黒錆になる事で配管は強化されます。黒錆が形成されるとそこから赤錆が再度発生する事はありません。さらに配管内の赤錆閉塞は、黒錆の体積が赤錆と比較し1/10以下である為に縮小改善されます。

NMRパイプテクター®は赤錆を一時的な除去ではなく、配管内を赤錆が起こらない環境にする事で、建物寿命まで配管を延命させる事を実現しました。
その他の大きな特徴として、NMRパイプテクター®へのメンテナンス及びランニングコストは不要であり、配管維持の為の手間と費用は大幅削減可能となります。

◆英国で導入が進むNMRパイプテクター®-NMRPT-
英国でこれまでに配管内の赤錆問題を解決してきた重要施設には、バッキンガム宮殿、ロンドン市庁舎（ギルドホール）、ウィンザー城、デパート・ハロッズ、スコットランド王立銀行、ロイヤルガーデンホテル等の世界的にも有名な建物でも導入され、防錆効果について高い評価をいただいています。

英国は歴史があり存在価値の高い重要な建造物が多く、大規模な工事を必要とする配管更新工事は簡単に実施できない事も少なくありません。
小規模な工事で導入が可能なNMRパイプテクター®はそういった建物での防錆に最適であり英国で評価されている理由の1つです。

「マニュファクチャリング・テクノロジー・インサイト」により防錆技術の世界トップ10として高い評価がされた事で、より多く海外での導入が期待されます。
NMRパイプテクター®は特に修繕費に不安のある施設では、修繕費用の大幅な削減成功により多くのお客様に喜ばれてきました。世界で認められる防錆効果を是非実感ください。

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コラム#24「「世界トップ10」に選ばれた防錆技術とは！？」｜日本システム企画株式会社