報道関係各位
2012年07月27日
超音波システム研究所
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空中超音波の伝搬状態を評価する技術を開発
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超音波システム研究所は、
超音波の非線形性に関する「測定・解析・制御」技術を応用した、
超音波のダイナミック特性を解析・評価する技術により、
空中超音波の伝搬状態を評価する技術を開発しました。
超音波テスターを利用したこれまでの
計測・解析により
各種の関係性・応答特性(注)を
検討(統計処理)することで
空中超音波の伝搬状態と各種機器の
構造と表面の状態に関する
評価に関する方法を開発しました。
注:パワー寄与率、インパルス応答・・・
<< 今回の技術を応用した事例 >>
音響特性として「空間の複雑さ」を定義します
その結果
1:空間の構造が複雑で、目的とする超音波発振がシンプルな場合
空間への超音波伝搬状態は制御しやすいが
高周波の伝搬制御は難しい
(このような場合、
配管・壁・・・による制御が有効です)
2:空間の構造がシンプルで、目的とする超音波発振が複雑な場合
空間への超音波制御は難しいが
高周波(高調波)の伝搬は実現しやすい
(このような場合、
超音波の発振制御が有効です)
上記のように
超音波計測・解析により
空間の構造・・・諸条件・・を推定し
超音波利用を決定することが可能になりました
注意
超音波の測定・解析に関して
サンプリング時間・・・の設定は
オリジナルのシミュレーション技術を利用しています
( オリジナルノウハウの部分です )
なお、今回の技術を
超音波システムの設計・開発技術として
コンサルティング提案させていただく予定です。