株式会社日比谷花壇(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮島浩彰)は、カメラで映した映像にCGやテキストなどのデジタル情報を合成して表示するAR(拡張現実)技術と、装花等による空間装飾を融合した、装飾サービスの提供を2012年9月上旬から開始します。
AR技術を活用したスペシャルコンテンツを、フラワーディスプレイやイルミネーションをはじめとする空間装飾と組み合わせることで、よりエンターテインメント性の高い空間装飾、記念撮影スポットとして、ショッピングモールや観光施設、空港やターミナルステーション、ホテルなどに向けて、本サービスを提供していきます。
具体的には、利用者が、当社オリジナルのスマートフォンアプリ「ポップアップカメラ」(ARシステム)*をダウンロードし、アプリを起動後、スマートフォンのカメラをARマーカーを設置した空間装飾に向けてかざすと、マーカーを認識し、マーカー上に3D CGオブジェクトなどのスペシャルコンテンツを表示・演出するというものです。空間装飾の中に表れる、AR技術で表示するCGオブジェクトコンテンツと一緒に、記念撮影することが可能です。
この冬に向けて、記念撮影されることも多いクリスマスツリーやクリスマスイルミネーションなどの空間装飾向けに、踊るサンタクロース(動画)、3Dのトナカイ(画像)、舞い落ちるスノーフレーク(動画)のARコンテンツを用意するとともに、オリジナルARコンテンツのデザイン、制作も請け負います。
ARコンテンツを組み込んだ空間装飾の企画・デザインから、ARコンテンツの制作、AR技術に対応したチラシやパンフレットの制作、イベント施工までをトータルで支援するサービスとして提供していきます。
当社は、全国のショッピングモールやオフィスビル、ショールーム、さらには客船など、あらゆる空間を、洗練された高級感あふれるデザインから、ファミリー向け施設でのポップでキュートなデザインまで、それぞれのコンセプトに合わせ、日比谷花壇ならではの、生花やグリーン、アートフラワーをはじめとするこだわりの素材で装飾しています。今後も、新たな技術や企画を組み込みながら、顧客ニーズに合わせた空間装飾サービスを提供していきます。
*本アプリは、iOS、Android OSの双方に対応しています。
*画像は、AR技術による飛び出すサンタクロースとクリスマスツリー装飾を融合した空間装飾のイメージです。
株式会社日比谷花壇について
1872年創業、1950年に東京・日比谷公園店の出店後、株式会社日比谷花壇を設立。現在、全国に約180店舗を展開。ウエディングフラワーコーディネート、フラワーギフトの企画・制作・販売のほか、法人企業向けフラワーディスプレイ、装花を伴うイベントのプロデュース・セールスプロモーション、株主優待ギフト・福利厚生インセンティブの企画、スペースデザイン、屋内緑化の企画・設計・施工等を行い、花とみどり溢れるライフスタイルを提案しています。今後もさまざまな日常の生活のシーンの中に、花とみどりのある生活文化を創造していきます。