日商エレ、オンラインストレージ「Oxygen Cloud」の企業向けセキュリティ
機能を強化 ~デバイス個体認証機能をリリース~
日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:瓦谷 晋一、以下、日商エレ)は、企業向けオンラインストレージ「Oxygen Cloud」のデバイス個体認証機能をリリース、標準機能として搭載し、セキュリティ機能を強化しました。
スマートデバイスとクラウドサービスの普及により、私物のスマートフォンや個人向けオンラインストレージを利用し業務ファイルにアクセスするケースが増えています。その影響で、IT部門の目の届かないところでの業務ファイルへのアクセス、いわゆる「シャドーIT」によって、ビジネスに深刻な打撃を与えるコンプライアンス違反に発展することが危惧されています。
企業が安心して利用できるオンラインストレージサービスとして、これまで「Oxygen Cloud」にはデータのSSL通信/AES256ビット暗号化、オンプレミスストレージへのデータ保存、AD/LDAP連携といったセキュリティ機能がありましたが、今回デバイス個体認証機能を標準搭載し、セキュリティ機能をさらに強化しました。
デバイス個体認証機能により、管理者に承認されていないデバイスからのアクセスを遮断できます。これにより、「いつでも」「どこでも」「どんなデバイスからでも」ユーザー同士のファイル共有をIT部門によるコントロール下で安全に実施でき、シャドーITの問題を解決します。
◇デバイス個体認証機能の特長
・承認したデバイスからのアクセスのみ可能
管理者に承認されていないデバイスからは一切アクセスできません。
・標準機能として搭載
本機能を利用するために、オプション機能の購入やモジュールの追加は必要ありません。
・マルチOS対応
本機能はWindows/Mac/iOS(iPhone/iPad)/Androidデバイスに対応しています。
・追加費用は不要
特別に電子証明書などを準備する必要がないため追加費用は発生しません。
・迅速にアクセスを遮断
デバイス紛失時などに、管理者が数クリックで、該当デバイスからのアクセスを遮断できます。
┃「Oxygen Cloud」のセキュリティ機能一覧
機能:概要
End-To-Endの暗号化:
クライアントデバイスとサービス間の通信はすべてSSLで、データはすべてAES256ビットで暗号化され、データの安全な送受信・保存ができます。
オンプレミスストレージへのデータ保存:
業務データをファイアウォール内のオンプレミスストレージに置いたまま、社内外からマルチデバイスで安全にアクセスできます。
AD/LDAP連携:
社内のディレクトリサーバーと連携することで、ID/パスワードをクラウドに出すことなくアカウント管理ができます。
アクセス制御:
フォルダへのアクセス可否設定、書き込み権限の付与により、管理者はきめ細やかなアクセスコントロールが行えます。
ログインポリシーの設定:
自動ログアウト期間を設定できます。さらにスマートデバイスの場合は、一定時間デバイスから操作がない場合の自動ログアウト期間を設定できます。時間を短めに設定することで安全性を高めることができます。
PINコードロック(スマートデバイス):
第三者によるアプリケーションの無断使用を防止するため、利用者はそれぞれPINコードを設定することができます。PINコードを10回連続して間違えると、デバイス上のキャッシュデータが消去されます。
デバイス個体認証(※):
管理者に承認されていないデバイスからのアクセスを遮断します。
※今回搭載された機能
┃オンラインストレージサービス「Oxygen Cloud」とは
「Oxygen Cloud」は、大手電機メーカーや金融機関をはじめ、ワールドワイドで8,000社を超える導入実績を持ち(2012年8月現在)、Windows、MacなどのPC、iPhoneやiPad、Android端末といったスマートデバイスでアクセス可能な、企業向けオンラインストレージです。サービスの詳細は
http://oxygencloud.jpをご参照ください。
以 上