家づくりには健康的で、安全性が高く、快適な上に、利便性がよいことを求めることが大切です。
地球規模の環境破壊は住環境にも影響を及ぼしています。
安全な材料の選定だけではなく、地域や環境に配慮した設計を心掛けることで、
“正直で、やさしく、気持ちのよい”建物が生まれます。
人類は地球と“共生”しているのではなく、“寄生”しているのです。
2011.3.11の東日本大震災ならびに原発事故のあった今、住まいに何を求めますか?
住宅は安心・安全・快適は勿論ですが、いかに日常のエネルギーを使わず、非常時に自立できるかが求められています。
しかもローコスト(イニシャル・ランニングコスト共:財布にやさしい)で…。
1982年(昭和57年)創業以来、気持ちのよい家づくりを目指し、1991年より、代表的なパッシブソーラーであるOMソーラーシステムを設計に取入れてきました。その設計から施工ならびにその後の実証から培った経験と知識をもとにシステムを再検証し、設計から施工の単純化を図り、より安価に、より簡易に採用が可能になるように再構築しました。使用機材を汎用品(量産品)で構成し、簡単な施工指導で取り組めます。操作方法もデジタルよりも安価で単純なアナログ形式を採用しました。
無尽蔵である太陽の光・熱や自然風を採り入れ、最大限利用することで、容易に温熱環境とエネルギーを生み出すパッシブシステム※2の住まいが可能です。
少しの工夫と知恵でより快適に、より安全に過ごせる住まいを提案いたします。
できるかぎりの自然エネルギーを利用し、できるだけ人造エネルギーを使わない生活を!