現在世界中すべてのコンピューターは自己の時計を内臓しており、windows を例にとるとインターネットを利用して1週間に一度時刻合わせを行っています。
一方、大企業、自治体、一部の大学、病院などでは専用の高価格の高機能タイムサーバーを導入してきめ細かい時刻同期を行っていると思われます。
また大部分のビジネスサーバーや一般のコンピューターでは、インターネットを経由してNICT(独立行政法人情報通信研究機構)、福岡大学、東京大学、理科大学、東北大学などの保有するタイムサーバーから時刻を取得しています。この方法は費用がかからないために、大多数のケースで利用されていますが、利用者が多いが故にアクセス集中によるサーバーの停止やサービスの提供側の都合による一時停止などが発生することがあり、時刻同期の安定性に問題があります。
これらの問題は自己専用のタイムサーバーを設置することで解決できますが、従来はタイムサーバーの価格が高価(100万円前後以上)な故に導入が困難でした。
弊社では高性能ながら構造をシンプル化し、画期的な低価格(18万円)を実現したGPSタイムサーバーを製品化しました。
大規模タイムサーバーと同等のNTP(Network Time Protoco)対応の時刻同期(STRATUM-1)を提供します。設置は簡単で、本体を室内に置きGPSアンテナをベランダ、窓際などに取り付け(サポータ利用)、LANケーブルで専用LANネットワークに接続するだけです。 時刻同期間隔は時刻管理ソフトウェアで設定できます。(設定の詳細は取扱説明書を参照します)
HTS1600NTPでは世界267地域のローカルタイムの表示を前面パネル上のスイッチ操作と液晶表示で簡単にセットすることができ、現地時間を知るのに大変重宝します。