SOMPOのウェルビーイングにおける「つなぐ・つながる」の本格展開
~介護×生命保険、健康管理×フィットネス~
SOMPOホールディングス株式会社(グループCEO取締役代表執行役社長:奥村 幹夫、以下「SOMPOホールディングス」)は、SOMPOのパーパスである「“安心・安全・健康”であふれる未来へ」の実現に向け、グループ内の各事業の枠を超えて商品・サービスを融合し、進化させるウェルビーイングの「つなぐ・つながる」の取組みとして、10月1日から介護と生命保険をつなぐ新サービスと、健康管理とフィットネスをつなぐ新商品の提供を開始します。
1.背景
SOMPOホールディングスは、新中期経営計画で発表した社会的課題の解決とSOMPOの持続的成長を目指したウェルビーイングの基盤の整備に向け、グループの各事業が持つ顧客基盤や強み・ノウハウを集約し、事業を超えて商品・サービスを連携させる「つなぐ・つながる」取組みの検討を進めてきました。
このたび、グループ会社であるSOMPOケア株式会社(代表取締役社長:鷲見 隆充、以下「SOMPOケア」)とSOMPOひまわり生命保険株式会社(代表取締役社長:大場 康弘、以下「SOMPOひまわり生命」)、損害保険ジャパン株式会社(代表取締役社長:石川 耕治、以下「損保ジャパン」)、ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社(代表取締役社長:松田 泰秀、以下「ウェルネス・コミュニケーションズ」)、そしてRIZAP株式会社(代表取締役社長:瀬戸 健、以下「RIZAP」)で「つなぐ・つながる」を実現させる商品・サービスの展開を開始します。
2.取組みの概要
(1)介護×生命保険
SOMPOケアとSOMPOひまわり生命が連携することで、お客さまやそのご家族に対して、保険ご加入後からその後のシニアライフまで、心豊かに安心して生きるための新たな価値「介護ソリューション」を提供します。
① 「ケアコンシェルジュ」によるお客さまのサポート
SOMPOのお客さまやご家族に寄り添い続ける仕組みである「ケアコンシェルジュ」機能を構築します。将来的には、お客さまの介護、健康、お金(保険)に関するお悩みをワンストップで解決へ導く機能を提供し、真にお客さまに寄り添う存在を目指します。
「ケアコンシェルジュ」機能の第一弾として、10月2日から、SOMPOひまわり生命のお客さまに対する、SOMPOケアの「介護なんでも相談室」への専用ダイヤル開設による幅広い介護への相談サービスを開始します。「介護なんでも相談室」では介護保険制度・要介護認定の取得方法・介護サービスの種類などの相談を受付け、お客さまの介護への不安・負担の軽減につなげます。
② 介護直接支払制度
10月2日から、SOMPOひまわり生命のお客さまがSOMPOケアのホームにご入居される際に、本制度の利用希望があった場合は、対象の保険金・給付金等をSOMPOひまわり生命からSOMPOケアへ直接お支払いします。これにより、ご入居時の一時的な資金の負担を軽減します。※1、※2
<介護直接支払制度の対象※3>
◆SOMPOひまわり生命の保険金等の種類
介護一時金、介護年金、総合生活障害年金、認知症一時金、介護前払特約保険金、就労不能・介護保険金
◆SOMPOケアの入居費用
有料老人ホーム等入居費用(前払)
※1介護直接支払制度の利用は任意です。お客さまからSOMPOひまわり生命またはSOMPOケアにお申し出いただくことにより、介護直接支払制度を選択できます。
※2本制度のご利用には一定の条件があります。SOMPOケアヘの入居のタイミングや、SOMPOひまわり生命への保険金等のご請求のタイミング等によってはご利用できない場合があります。
※3介護直接支払制度の対象となるSOMPOひまわり生命の保険金等やSOMPOケアの入居費用は現時点の内容です。お客さまに事前にご案内なく変更となる場合があります。
※4各保険金等のお支払いには所定の条件があります。また、最終的なお支払い可否は、ご提出いただいた請求書類等で判断いたします。
なお、損保ジャパンでは介護直接支払制度を一部導入済みですが、対象を拡大していく予定です。
(2)健康管理×フィットネス
SOMPOひまわり生命は、ウェルネス・コミュニケーションズと業務提携し、10月1日から、ウェルネス・コミュニケーションズの健康管理クラウド「Growbase※5」とRIZAPのコンビニジム「chocoZAP」を組み合わせた法人向けの新商品「新バリューパック」の紹介を開始します。「新バリューパック」に加え、健康診断結果を登録すると5年以内の健康リスクをAI予測できるなどのSOMPOひまわり生命のヘルスケアサービスを提供することで、従業員個人の健康応援へ繋げることを目指します。
「新バリューパック」を企業が契約することにより、企業の従業員等は自分自身の健康診断結果を確認するとともに、「chocoZAP」の利用で運動習慣を取り入れ、健康の増進や健康の「不」の解消を図ることが可能となります。企業側は従業員のQOL(生活の質)の向上による生産性向上が期待できます。
「新バリューパック」は、損保ジャパンでも11月1日から取扱いを予定しており、法人のお客さまに向けてウェルビーイングにつながる新たな付加価値をご案内していきます。
※5「Growbase」とは、健康診断やストレスチェック、面談記録、長時間労働等の健康管理情報をデジタル化&一元化し、企業と働く人の健康をサポートする健康管理クラウドサービスです。
3.今後について
SOMPOは、引き続き「つなぐ・つながる」ウェルビーイング新商品・新サービスの開発に取り組み、健康・介護・老後資金に関わる3つの「不」に起因する社会課題の解決を目指していきます。