株式会社LIXIL住宅研究所(本社:東京都江東区/代表取締役社長:今 城幸)は、全国の一戸建て(持ち家)にお住いの既婚女性500名を対象に、住まいにおける女性の決定権について、2016年3月14日から21日にかけてインターネット調査を実施したので、ご報告します。
Ⅰ.調査結果の概要
◇住まいの場所や間取り、住宅設備の最終決定をするのは「夫」43.0%
・「夫が決めることが多かった」+「どちらかというと夫が決めることが多かった」・・・43.0%
・「自分が決めることが多かった」+「どちらかというと自分が決めることが多かった」・・・36.8%
◇建築先(購入先)は「夫婦で話し合って決めた」52.4%
・現在の住まいを建築した会社(購入した会社)は、「夫の意見で建築先(購入先)を決めた」29.3%、
「奥さまの意見で建築先(購入先)を決めた」15.3%、「夫婦で話し合って建築先(購入先)を決めた」
52.4%
◇奥さまの意見の方が強くなるのは「キッチンまわりの機器やデザイン」54.1%
・「キッチンまわりの機器やデザイン」が54.1%。「各部屋のカーテンや壁紙」39.8%。「家の間取り(部屋数、部屋割りなど)」30.1%
・「キッチンまわりの機器やデザイン」が54.1%の他、「トイレまわりの機器やデザイン」28.8%、「浴室まわりの機器やデザイン」25.1%など、水まわりの項目が上位
◇奥さまの意見が強くなるのは「家事は主に自分がおこなっているから」45.7%
・奥さまの意見が最終決定に大きくかかわった理由は「家事は主に自分がおこなっているから」45.7%、「家にいる時間は自分の方が長いから」29.5%、「自分の意見が妥当であり、夫も納得したから」
28.9%
◇住まいを建てたとき「夫に対して不満を持った」32.3%
・住まいを建てたとき感じた不満についての質問で、「夫に対して不満を持った」32.3%
・「もっと相談に乗ってほしかった(相談しても適当な返事をした)」12.5%、「予算も考えずに理想ばかりを語る(高望みしすぎる)」8.0%
◇住まいを建てる後押しになった営業マンの対応は「簡潔な説明」31.6%
・「分かり易い簡潔な説明をしてもらった」31.6%、「住宅購入に関しての自分の話をきちんと聴いてくれた」26.8%、「住宅購入に関する専門的な提案をしてもらった」25.1%