アリオン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:中山英明、以下「アリオン又は当社」)は、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(所在地:東京都港区、以下「MCPC」)より、モバイル充電安全認証の日本で最初の指定認証機関として、2016年8月4日付けで正式に認定を受けました。
『MCPC モバイル充電安全認証』は、スマートフォンなど充電における事故の抑制と、安心・安全な充電機器の普及促進を目指して新たに開始される認証試験です。本安全認証では、充電機器の安全機能(基本性能・各種保護機能・燃焼防止対策など)を検証いたします。MCPC所定の試験に合格した製品は、MCPC安全認証ロゴを使用することができます。これにより、ユーザーはその製品が「MCPCの定める基準に適合している」ことを明確に知ることができます。
MCPCによる『モバイル充電安全認証』の立ち上げに際し、アリオンは規格の計画段階からMCPC充電技術委員会へ参加しておりました。充電器・ケーブル等に関する試験方法の策定について、USB-IFより認定を受けた第三者認証試験機関である弊社の持つ経験とノウハウを提供してきた実績がございます。当社の持つ実績とノウハウを活かし、MCPCモバイル充電安全認証を開始することで、MCPCと共に規格の普及を加速させる活動にも取り組んでまいります。
【MCPC 技術委員長 小熊 堅司氏 コメント】
アリオンの持つ多数の公認ラボとしての実務経験と、これまで培われてきた試験実績は、『MCPCモバイル充電安全認証』の推進において必要不可欠であり、アリオンが認証機関としてMCPC規格の認証試験を推進していただくことを大変喜ばしく思います。MCPCはスマートフォンを始めとするモバイルデバイスの充電における事故の抑制を目指し、安心・安全な充電機器の普及促進のために本規格を策定しました。今後は、認証に合格した安全性の高い製品を利用者に選んでもらえるよう訴求活動を拡大すると共に、開発者には規格の定着に加え、認証プログラムのグローバル展開も目指して活動してまいります。
【アリオン株式会社 代表取締役社長 中山 英明 コメント】
『MCPC モバイル充電安全認証』における最初の認証機関として認定を受けたことを大変嬉しく思います。アリオンは充電安全認証規格の立案開始の初期段階から、MCPC技術WGメンバーとともに技術規格策定を進めてまいりました。アリオンでは日本を始め台湾、中国、韓国、北米にある各拠点で、完全カスタマイズによる検証プランならびにロゴ認証サービスを提供しています。当社の持つ試験実績とノウハウを活かし、USB充電器の安全性と品質の向上を支援する活動に、今後も取り組んでまいりたいと思います。